ちくま学芸文庫<br> 歴史・科学・現代―加藤周一対談集

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歴史・科学・現代―加藤周一対談集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480092946
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

加藤周一と、戦後を代表する知識人たちとの知的交友録。表向きの歴史と異なり、西洋文化にも中国の影響にもさらされることのなかった日本民衆の心の「古層」をさぐる丸山真男との対話。科学を極めた湯川秀樹とともに考察する、科学と芸術の間の根本的な差異と影響関係。食、建築、文学など多角的に日本文化に切り込みながら、知識人の役割へと迫るサルトルとの議論。さらには久野収、渡辺一夫、笠原芳光、白井浩司、西嶋定生など、各界の第一人者との対談8篇を収録。戦後の思想状況を活き活きと伝える知のドキュメント。

目次

歴史意識と文化のパターン(丸山真男;加藤周一)
言に人あり―富永仲基に興味をもって(湯川秀樹;加藤周一)
戦後学問の思想(久野収;加藤周一)
科学と芸術(湯川秀樹;加藤周一)
諷刺文学とユートピヤ(渡辺一夫;加藤周一)
絶対主義と闘う相対主義(笠原芳光;加藤周一)
西欧と日本(J=P・サルトル;白井浩司;加藤周一)
東西文明の接触と相克(西嶋定生;加藤周一)
解説 対談集の愉悦―対談集を編むことと読むこと

著者等紹介

加藤周一[カトウシュウイチ]
1919‐2008年。東京生まれ。東京大学医学部卒。早くからヨーロッパ文学や日本の古典文学を読む。戦後、多彩な執筆活動を展開。つねに広い視野に立って、文明批評を展開。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学をはじめ、ドイツ、イギリス、アメリカ、スイス、イタリアの大学や、上智大学、立命館大学などで教鞭をとる。2004年、平和憲法擁護の「九条の会」の呼び掛け人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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シタン

13
加藤周一が総勢8名の一流プレイヤーと繰り広げる知的ジャムセッション。共演者は丸山眞男、湯川秀樹、サルトルなど錚々たるメンバー。即興的掛け合いは、時に一流であるがゆえのずれが生じてとてもスリリング。お気に入りの湯川博士が発した綺羅星の如きアドリブの一部を紹介しよう(記憶を呼び起こしているので若干改変されてます)。「科学と宗教は本質的に対立するが、仏教だけは少し違う」「荘子は西洋的近代科学に対する最も痛烈な批判であり、同時に優れた科学書である」「科学の本質は合理的思考にあらず。始まりは非合理であったのだから」2018/06/19

モリータ

10
湯川秀樹もすごいと思ったが、渡辺一夫との諷刺文学とユートピアの話が、渡辺一夫の語り口とともに面白かった。2015/04/30

Ikkoku-Kan Is Forever..!!

1
全体的に面白くなかったが、印象的だったのはp226~227.「芸術はね、芸術家その人の経験の特殊性を通じて世界の全体を、ある意味で理解するというか、とらえようとするところの、絶望的な計画ですよ。」云々という箇所。ここに加藤の思索のモチーフが表れている。この辺を掘り下げて検討すること。そこに現れる〈個〉(=私)の意味と位置づけ。自己回帰的な思考の中で繰り返される「文学とは何か?」という問い。この辺を徹底的に突き放して考えること。2014/08/18

1.3manen

1
加藤さんの芸術観は、「芸術は発展するけれども、進歩しないという考え」(p.126)の持ち主である。評者も、ダーウィンの進歩史観には違和感をもっているので、芸術はそういうものだといわれれば合点がいく。とりたてて目標などなく、芸術家や鑑賞者のレベルが上がっていくことはあるが、違うものさしが大事でもあり、ひとつのものさしではない、ということを言っているのかもしれない。2012/05/08

よしくん

0
難しいが一所懸命読むに値する対談集。一般に読みやすいのは一番最後の対談と思われる。今ではなかなか見られない本物の知識人を見た気がする。『絶対主義と戦う相対主義』にあるように、神のような絶対的根拠のない我々にとっては、なにか決めねばならないときに結局我々は自分の根源的経験に依る他ない。その経験は他人には伝わらないように思えるが、人間の一番深い信念のところではやはり共通するものがあって、互いに分かり合えるだろう(少なくともそういう期待はしたい)。この加藤氏の「信念」が対談の随所に見え隠れする。2022/05/07

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