内容説明
異端の天才剣客真里谷円四郎義旭。江戸時代中期、一千回を超える他流試合に一度も敗れなかったという桁外れの強さを発揮し、門弟は大名から平士まで一万人以上に及んだ。その剣の流儀は無住心剣術。日本剣術史の上で最高峰の流儀とも賞賛されるが、傑出したゆえの矛盾点も抱えてしまった。本書は、無住心剣術の成立と衰退の過程に焦点を当て、世界に類をみない、剣術を骨格として日本の精神身体文化の形成に深く関わった「武」の思想を解明しようとするものである。旧版に、今回新たに発見された資料を大幅に増補して改訂を施した決定版。多方面で活躍する著者の思想的原点となる主著。
目次
1 無住心剣術の幻影
2 無住心剣術の生い立ち
3 白井亨は無住心剣術を再興したか
4 江戸時代が育てた剣術の技と思想
5 日本の剣術思想にみられる「気」の概念
6 逆縁の出会い―武家思想に与えた禅の影響
7 相ヌケの思想―無住心剣術にみる人間としての武士の悲願
著者等紹介
甲野善紀[コウノヨシノリ]
1949年東京生まれ。武術研究者。神戸女学院大学客員教授。1978年、武術研究を専門に行なうため松聲館道場を設立し、他流儀や異分野と交流、また古文献を解読して、剣術、抜刀術、体術などを通し古人の身体の使い方を探究。それらの研究がスポーツに応用されて成果を挙げ、さらに介護や楽器演奏、舞踏、工学、教育などの広範な分野から種々の依頼を受けて講演や講習を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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