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ちくま学芸文庫
もの・こと・ことば

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480090454
  • NDC分類 104
  • Cコード C0110

内容説明

物的世界観から事的世界観へ!事的な実態としての「もの」と事態に重きをおく「こと」の関係を丹念にたどる「物と事との存在的区別」、自らの意味論・言語論を展開し認識それ自体におけることばの意味について独創的な思考を展開する「意味の存立と認識論」等、4論文を所収。哲学から言語の認識論的・存在論的位置づけを明らかにする。“間主観的四肢構造”、“共同主観的存在構造”などの哲学的主題を打ち立てた壮大な廣松哲学への最良の道案内。

目次

1 もの・こと(物と事との存在的区別―語法を手掛りにしての予備作業;「事」の現相学への序奏―「知覚的分節」の次元に即して)
2 こと・ことば(「言語」と哲学の問題性;意味の存立と認識成態;跋文に代えて―「事」の存在性格と存立機制)

著者等紹介

廣松渉[ヒロマツワタル]
1933‐94年。東京大学文学部哲学科卒業、同大学大学院博士課程修了。69年、名古屋大学助教授、その後東京大学教養学部助教授、同教授などを歴任。1946年、中学一年にして日本共産党傘下の日本青年共産同盟に加盟、その後日本共産党に入党するが離党(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

20
説明歌 意味論と認識論と言語論ものとこととを言葉で綴る 文献一覧 https://researchmap.jp/blogs/blog_entries/view/78881/3a4315e2ec252336a03dbe219e6b0ce5?frame_id=412479&lang=en マイノングの本がamazonでなく図書館にある。資料整理中。https://researchmap.jp/read0065441/published_papers/10861608/attachment_file.pdf2019/12/12

Z

2
不満を強いてあげれば、最後の論考を除き、詳しくは、~を参照の形で、終わって、消化不良な感があるところだか、ものから、こと的世界への転換を、かなり整理されており、漢字も文庫用に平易なものに直されていてよかった。もの、を一番原初な事実として、受け入れるのに反対しているのは、共感。言葉の様態を4っつ区分しているが、ドゥルーズとかさなったりするのだろうか?これを課題にまた、読書しよう。2014/08/15

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