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ちくま学芸文庫
益田勝実の仕事〈2〉火山列島の思想・歌語りの世界・夢の浮橋再説 ほか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 607p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480089724
  • NDC分類 081.6
  • Cコード C0139

内容説明

日本人の心の原像とは何か?われわれの祖先たちはいかなる意識をもってこの火山列島に生き、またそれはどのようにわれわれの心に刻みこまれているのか?原始の日本人の呪術的想像力と古代的社会機構によるその変容のプロセスに、徹底した実証と渾身の学問的想像力で迫る記念碑的作品『火山列島の思想』(1968年)、および物語論考「歌語りの世界」「フィクションの出現」「夢の浮橋再説」などから編む「益田勝実の仕事」の全貌。

目次

1 火山列島の思想(黎明―原始的想像力の日本的構造;幻視―原始的想像力のゆくえ;火山列島の思想―日本的固有神の性格;廃王伝説―日本的権力の一源流;王と子―古代専制の重み ほか)
2 (源氏物語の荷ひ手;歌語りの世界;豊蔭の作者;和歌と生活―『源氏物語』の内部から;説話におけるフィクションとフィクションの物語 ほか)

著者等紹介

益田勝実[マスダカツミ]
1923年、山口県に生まれる。東京大学文学部国文科卒業。法政大学文学部教授を長く務め、89年定年退職。国文学のみならず歴史学・民俗学などの方法を駆使して、日本人の精神的古層を明らかにした。また、高等学校用国語科教科書の編集にも携わり、国語教育への多くの提言を行った。実証と想像力のせめぎあうその緊張した文章は、多くの読者を魅了している

鈴木日出男[スズキヒデオ]
1938年生まれ。成蹊大学文学部教授、東京大学名誉教授

天野紀代子[アマノキヨコ]
1940年生まれ。法政大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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