ちくま学芸文庫
『正法眼蔵』読解〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 439p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480088246
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0115

内容説明

日本文化史上、また仏教思想史上屈指の名著『正法眼蔵』。古来、難解をもって聞こえてきたが、そこでは一体何が語られているのか。その真髄はテクストにある。テクストとは、ただひたすら読み解かれるべきものとして現前する。読むということは、既得の知識を本文に当てはめたり、本文から新たな知識を獲得することではない。逆にあらゆる知識の束縛を打ち破り、そこから抜け出していく行為なのだ。常に世界へ、未来へと開かれている『正法眼蔵』の「七十五巻本」と「十二巻本」の全文を各段階ごとに掲げ、それぞれを精緻に読み解く。第4巻は、第二十一授記より第二十九山水経まで収録。全10巻。

目次

第21 授記
第22 全機
第23 都機
第24 画餅
第25 谿声山色
第26 仏向上事
第27 夢中説夢
第28 礼拝得髄
第29 山水経

著者等紹介

森本和夫[モリモトカズオ]
1927年奈良県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京大学名誉教授。メルロ=ポンティ、ロラン・バルトなど、フランス現代思想の日本への最初の紹介者。『沈黙の言語』『反西洋と非西洋』など、フランス文学、比較思想関係の著書多数。また、各地のカルチャー・センターで「正法眼蔵」の講読を20年以上続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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KAZOO

122
森本さんの解説による正法眼蔵の第4巻目です。原文の第二十一から二十九までが収められています。いくら解説と言ってもかなり難しく感じられました。ただ二十九の「山水経」は比較的わかりやすさがあったような気がします。全部は理解できていません。2017/03/16

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