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ちくま学芸文庫
ユダヤ戦記〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 423p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480086914
  • NDC分類 228.5

内容説明

紀元66‐70年、パレスチナのユダヤ人たちはローマ帝国と戦った。だが、彼らにとってこの戦争の結末ほど悲劇的なものはなかった。聖性が宿ると信じられた都エルサレムと神殿を失ったにもかかわらず、彼らの神は沈黙したままだったからである。神の沈黙は彼らに神の再解釈を迫り、以後、ユダヤ人たちの運命は大きく変わった。2000年にわたる流浪の始まりとなったのだ。この戦争を克明に記録した本書は、古代キリスト教以来、現代に至るまで西欧社会の必読書であり、イエスの神性を保証するプルーフテクストとして機能してきた。第1巻は、アサモナイオス王朝の盛衰から開戦前夜までを収録。

目次

アサモナイオス王朝の盛衰
ポンペイオスの登場とユダヤの再編成
アンティパトロスの子ヘロデの登場
ヘロデ、ユダヤの王となる
ヘロデの宮廷を襲った大嵐
ヘロデの悲惨な晩年
ヘロデの死後のユダヤ
ユダヤ、ローマの属州となる
戦争の気配、濃厚になる
叛乱の初期〔ほか〕

著者紹介

ヨセフス,フラウィウス[ヨセフス,フラウィウス][Josephus,Flavius]
37‐100年頃。ユダヤの歴史家。エルサレムの名門に生まれるが、66年から70年にかけての対ローマのユダヤ戦争に、ユダヤの指揮官の一人として参戦する。その敗戦とともに、ローマ皇帝となったウェスパシアノスとその子ティトスの厚遇を受けてローマに身を移し、『ユダヤ戦記』と『ユダヤ古代誌』を著す。その著は多くの散逸した史料を含み、ユダヤ史、キリスト教史を知るうえで貴重な文献となった

秦剛平[ハタゴウヘイ]
1942年生まれ。現在、多摩美術大学教授