出版社内容情報
2022年3月刊行の「14歳からのニュートン超絵解本」は,『素数』です。
2,3,5,7,11,13……と,素数を順番に覚えたことがある人も多いでしょう。素数とは,1より大きく,1とその数自身以外では割ることのできない数です。素数の考え方自体は,とてもシンプルです。しかし素数には,「出現が予測できない」という大きな特徴があります。素数の出現には何か法則があるのか─。その謎は,古くから数学者たちをとりこにしてきたのです。素数の奥深く神秘的な側面から,暗号技術,世紀の難問までその魅力を紹介していきます。
内容説明
素数とは、1より大きく、1とその数自身以外では割ることのできない数です。2、3、5、7、11、13…と、素数を順番に覚えたことがある人も多いでしょう。素数の考え方自体は、とてもシンプルです。しかし素数には、「出現が予測できない」という大きな特徴があります。「正確に素数だけをみちびきだす数式」は、人類史上、いまだに発見されていません。素数の出現には何か法則があるのか―。その謎は、古くから数学者たちをとりこにしてきたのです。神出鬼没な特徴から、素数はネットショッピングなどでの暗号技術に使われたりしています。素数の奥深く神秘的な側面から、暗号技術まで、その魅力を紹介していきます。
目次
1 素数とは何だろう(「数の原子」ともいわれる素数;1~100の整数のうち、素数はどれ? ほか)
2 見てわかる!素数の神秘(数学者ウラムが、会議中にした落書き;落書きに不思議な模様があらわれた ほか)
3 素数を生みだす数式をさがせ(2、3、5、7は素数を生みだす;「素数を生みだす式」はあるだろうか ほか)
4 巨大な素数で暗号をつくる(解読されない暗号をつくれ;古代ギリシャ時代から暗号が使われていた ほか)
5 世紀の難問リーマン予想(「素数定理」を証明できなかったガウス;素数と自然数をつないだオイラー ほか)
感想・レビュー
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☆よいこ
榊原 香織
ロア
Tadashi_N
都人