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ちくま学芸文庫
イスラム哲学への扉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 472p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480086822
  • NDC分類 167

内容説明

イスラム哲学はプラトン、アリストテレスをはじめとする古代ギリシア哲学の正統な継承者である。キンディーからファーラービー、アヴィセンナ(イブン=シーナー)、アヴェロエス(イブン=ルシュド)に至る長い伝統の中で、何が問題とされ、いかなる議論が行われたのか。ガザーリー、マイモニデスらと対比しつつ、神学と哲学、啓示と理性をめぐる問題系を、対立・補完・綜合といった多様な側面から明らかにし、今後いっそうの理解が不可欠なイスラムの思想的営為の根幹へと読者を誘うユニークな入門書。

目次

序 イスラムの展開と哲学
第1部 哲学に対するガザーリーの攻撃(神は世界をいかに創ったか;霊魂の不死性と能動知性;神は個物を知りうるか)
第2部 実践的推論における理性と啓示(宗教の倫理は客観的か主観的か;幸福・哲学・社会;イスラム哲学をいかに読むか)

著者紹介

リーマン,オリヴァー[リーマン,オリヴァー][Leaman,Oliver]
イギリスのイスラム哲学史家。オクスフォード大学で哲学を学び、ケンブリッジ大学で博士の学位(Ph.D.)を取得。ハルトゥーム大学、リバプール工科大学において哲学を講じる

中村広治郎[ナカムラコウジロウ]
1936年生まれ。60年東京大学文学部宗教学科卒業。70年ハーバード大学大学院博士課程修了。東京大学文学部教授を経て、現在桜美林大学国際学部教授。Ph.D.、東京大学名誉教授