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ちくま学芸文庫
新版大東京案内〈下〉 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480086723
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0195

内容説明

関東大震災の破壊から復興なった、昭和初期の東京―モダンボーイ、モダンガールが闊歩し都市化が進む昭和4年の東京の生活と風俗を、都市フィールドワークの先駆者・今が徹底的にガイドする。戦災で壊滅する前のモダン都市・東京の姿を伝える、愉しく貴重な記録。下巻には、東京の郊外、特殊街(書店街、古着屋街、下宿街、大臣横丁、官邸街)、花柳街、東京の旅館(ホテル、旅館、下宿屋、木賃宿)、生活の東京(アパート生活、不良群、学生群、マネキン、口入屋、ブローカー)、細民の東京、学芸の東京、市政と事業などを収録

目次

東京の郊外
特殊街
花柳街
東京の旅館
生活の東京
細民の東京
学芸の東京
市政と事業

著者等紹介

今和次郎[コンワジロウ]
建築学者、風俗研究家。1888年(明治21年)青森県弘前市生まれ。1912年、東京美術学校図案科卒業。17年頃から郷士会へ参加、柳田国男らと農村・民家の調査を行う。20年より59年まで早大教授。23年の関東大震災後、吉田謙吉とともに「バラック装飾社」や「考現学」を始める。その後の研究範囲は服飾・風俗・生活・家政にまで及んだ。著書多数。73年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちはじめ

1
考現学の祖、今和次郎・編。昭和初期の東京の生活と風俗を紹介。この下巻では郊外、特殊街、花柳街、細民の生活などアンダーグラウンドにもスポットを当てているのが貴重2001/11/14

nureyev

0
昭和初期の当時の世相が身近に感じられる 繰り返し読んでみたい2015/03/05

可兒

0
当時の出版側が東京の現状(当時)をどう見ていたかがわかる点で非常に興味深い2014/01/29

あっちゃんのパパ

0
評価=4: 図書館で借りた復刻本で読んだ。昭和初期の東京の暮らし全てが克明に記載されており、大変興味深かった。2013/09/29

ポンポコ

0
東京の郊外、特殊街、花柳街、細民の東京の項が読みたくて、下巻から。大火、震災、戦争…東京は幾多の災害を経るたびに肥大化してきた。本書は関東大震災からの復興で繁栄を極める、その時点でしか描けない東京を、影の部分まで含めて描いたもの。戦前とか言うとすごく昔のように思えるけど、いまの東京の素地はこの時すでに出来ていた。ある程度、東京に詳しくなってから、いまの景色と較べながら、読むとよりおもしろい。2013/08/02

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