ちくま学芸文庫<br> 存在と時間〈下〉

個数:

ちくま学芸文庫
存在と時間〈下〉

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2022年07月05日 23時58分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 472,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480081384
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0110

内容説明

不安や死への自覚を介して未来へと先駆しながら、今において覚悟的に生きる本来的実存が示されるとともに、存在論の基礎となるべき時間性が解明される。

目次

第2編 現存在と時間性(現存在の可能的な全体存在と、死へ臨む存在;本来的な存在可能の現存在的な臨証と、覚悟性;現存在の本来的な全体存在可能と、関心の存在論的意味としての時間性;時間性と日常性;時間性と歴史性;時間性と、通俗的時間概念の根源としての内時性)

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

A_kiriko

55
渋谷のスクランブル交差点で、信号が青に変わると、四方から無数の人々が一斉に流れてきて、見知らぬ人々が出会いすれ違う。その一瞬に、無数の人生が交錯する。積極的な可能態としての影絵の群衆。つまり日常的に頽落した非本来的な存在者であるとハイデッガーは言う。現存在とは、存在の負い目によって開示される。それは、未来へ向かって自らを投企し、そこからフィードバックすることで、世界内存在に「呼びかける」。それを「良心の呼び声」と表現している。葉隠の「武士道とは死ぬことと見つけたり」と先駆的覚悟性は、相通じるようにも思う。2019/10/23

さきん

29
人間が自ら「ある」ことを了解した(現存在)上で、物事に「ある」を見出す(存在性)ところまでが前巻。その上で現存在たらしめる関係は何かということで、時間、とりわけ人間には死(無)が訪れることを指摘。死を前にして現存在として認識して生きていくことを本来的、逃避してまたは気づかないで生きていくことを非本来的とし、非本来的な事例として大衆社会を上げる。良心とか最後に歴史性の話が出てくるが、道徳とか共同体についても話したかったのではないかと思った。死に相対し、そのために生きるというのは正に武士的価値観。2021/10/15

ごじ

17
「現存在は、実存するかぎり、事実的に死につつある」(SZ251)、「みずからの死へとかかわって存在しつつ、現存在は、落命に達していないかぎり、事実的にしかも不断に、死につつある」(同259)。他、本書が幾度となく繰り返すこれら核心的言明は、短くこう言い約められよう「生きている者は死んでいる」と。この明確な文法違反をロジックの内部、それも核心部分に据えることで体系は割れた鏡をこしらえ、かつ割れた鏡への志向を可能たらしめる。曲芸と言っていい。だから本書は書物としては綴じ得ても、その内容は閉じずに開かれていく。2019/11/08

wadaya

12
上巻は大前提として現存在が在ること、つまり存在了解がアプリオリにある地点から論理が成り立っていた。そしてもし、その現存在が無ければ存在という概念が無いだろうと言っている。ハイデガーは上巻の最後に、それは限定的だと述べている箇所がある。僕の持論でもあるが、本当は現存在が実存すること自体が限定的であり、例え現存在が存在しなかったとしても「世界=内=存在」の構図は変わることなく、世界の存在を否定することはできないだろう。実存主義は間違っていない。ただ限定的であるとは思うけど。さて前置はこれくらいにしようか。→2021/07/18

みき

8
存在の切れ目なさや、現時点でそこにいるがそこにいることだけではない包括さ、とか、存在を構成する要素をひとつひとつ「思い詰める」ような解釈を与えている。存在に関する説明の至らなさは、その「まだ足りない」というところに存在の裏付けがあるのかなー。量子力学論のような、どんな状態でも存在しえる、とういことが存在することの裏付けなら、このアプローチの結果はどこに行けるか、わからないなと思った。面白かった。2017/12/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/519934

ご注意
リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。