内容説明
清教徒革命のさなか1642年のクリスマスに生まれ、「万有引力の法則」をはじめとする革命的な業績によって近代科学の礎を築いたニュートン。ライプニッツとの微積分法をめぐる熾烈な闘いなど生涯を通してくりかえされた衝突、宗教観、錬金術、罪のリスト…業績とともにその人物像にも生きいきと迫る評伝。
目次
「哲学的に遊ぶ」
「もっとすばらしい友」
天才と火とペスト
革命的な教授
「火種」
錬金術師
「だれも理解しない本」
「あなたのこのうえなく不幸なしもべ」
ライオンの爪あと
王立協会
戦争
「海辺の子どものように」
著者等紹介
ギンガリッチ,オーウェン[ギンガリッチ,オーウェン][Gingerich,Owen]
ハーヴァード大学名誉教授(天文学・科学史)。スミソニアン天文物理観測所名誉上級天文学者。2006年夏のIAU(国際天文学連合)惑星定義委員会では議長を務めた
クリスティアンソン,ゲイル・E.[クリスティアンソン,ゲイルE.][Christianson,Gale E.]
元インディアナ州立大学教授。In the Presence of the Creator:Isaac NewtonとFox at the Wood’s Edge:A Biography of Loren Eiseleyでピューリッツァー賞に2度ノミネート
林大[ハヤシマサル]
1967年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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黒猫
11
面白くニュートンを理解できた。備忘録として「プリンキピア」での3部をまとめよう。第一法則「静止直線に物体に力を入れるとその力の作用の赴くままに行く。」しかしこれだけだと惑星は太陽からすっ飛んで行く。ここで第二法則。遠心力と求心力がイコール。物に紐を付けて振り回すと飛んでいかない。実際に物に紐はない。ここで第三法則。比例と反比例の作用。地球が月を引っ張る力と同じ力で月も地球を引っ張る。りんごと地球も同じ。りんごは近いし分かりやすい。地球は大きいから分かりにくい。けど原理は一緒。ニュートンさんすごいわ!2016/07/18
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