ちくま新書<br> パレスチナ占領

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パレスチナ占領

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480077097
  • NDC分類 319.285
  • Cコード C0231

出版社内容情報

AIが空爆の標的を決定。国際法違反の入植地拡大。狙われる医療施設……。

「ここは死と荒廃と絶望の舞台になっている」



2023年10月7日、イスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲で始まったパレスチナ自治区ガザの戦闘は、パレスチナ側の死者が6万人を超える未曽有の大惨事に至った。

これは反ユダヤ主義による蛮行ではなく、長きにわたるイスラエルによるパレスチナ占領が招いた悲劇ではないか。2024年までエルサレム特派員を務めた著者は、パレスチナの人々が抱き続ける故郷喪失と抵抗の記憶を聞きとり、イスラエル国内で被害者意識が強化される構造を読みとく。

その歴史から現在まで、パレスチナ問題を一望する必読の書。


【目次】

はじめに



第一章 ガザ戦闘の実像

1 従軍取材で見たガザ地区北部

2 10・7――襲撃されたイスラエル南部

3 ハマスの肖像

4 民間施設への攻撃

5 パレスチナ難民支援機関の矜持

6 破壊される文化、 消される記憶

7 狙われる地元ジャーナリストと排除される外国メディア

8 隠された人権侵害――イスラエル拘束下の拷問

9 ハマス拘束下の人質たち

10 ホロコーストから10・7ハマス奇襲へ



第二章 占領と抵抗の記憶

1 土地の争い、ナショナリズムの衝突

2 悲劇の始まり――一九四八年を語る

3 ハイジャックの〝女王?ライラ・ハリド――故郷ハイファとオレンジ

4 拡大するユダヤ人入植地

5 占領を支えるシステム――合法化された追放と破壊

6 オスロ合意再考

7 形骸化するパレスチナ自治政府

8 10・7以前のガザ地区と「天井のない監獄」



第三章 分断されるイスラエル社会

1 右傾化と分断

2 汚職疑惑と司法制度改革で割れた市民

3 台頭する「宗教シオニズム」

4 ネタニヤフとシオニズム

5 ホロコーストと管理された「記憶」

6 「永遠の被害者」



おわりに

内容説明

二〇二三年一〇月七日、イスラム組織ハマスによるイスラエル奇襲で始まったパレスチナ自治区ガザの戦闘は、パレスチナ側の死者が六万人を超える未曽有の大惨事に至った。これは反ユダヤ主義による蛮行ではなく、長きにわたるイスラエルによるパレスチナ占領が招いた悲劇ではないか。二〇二四年までエルサレム特派員を務めた著者は、パレスチナの人々が抱き続ける故郷喪失と抵抗の記憶を聞きとり、イスラエル国内で被害者意識が強化される構造を読みとく。その歴史から現在まで、パレスチナ問題を一望する必読の書。

目次

第一章 ガザ戦闘の実像(従軍取材で見たガザ地区北部;10・7―襲撃されたイスラエル南部;ハマスの肖像 ほか)
第二章 占領と抵抗の記憶(土地の争い、ナショナリズムの衝突;悲劇の始まり―一九四八年を語る;ハイジャックの“女王”ライラ・ハリド―故郷ハイファとオレンジ ほか)
第三章 分断されるイスラエル社会(右傾化と分断;汚職疑惑と司法制度改革で割れた市民;台頭する「宗教シオニズム」 ほか)

著者等紹介

平野雄吾[ヒラノユウゴ]
1981年東京都生まれ。一橋大学大学院経済学研究科修士課程修了。共同通信外信部記者。前橋、神戸、福島、仙台の各支社局、カイロ支局、特別報道室、外信部を経て、2020年8月から24年7月までエルサレム支局長。「入管収容施設の実態を明らかにする一連の報道」で2019年平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞を受賞。初の単著『ルポ入管』(ちくま新書、2020)で城山三郎賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ふゆ

1
「被害者」であったはずのユダヤ人がなぜパレスチナでこれほどまでの加害者として君臨しているのか。なぜそんなことができるのか。パレスチナの現実の描写に、ひとつひとつ衝撃を受けた。あとがきで入管問題と重ねられているように、異質な弱者を周縁化し透明化するイスラエル社会の構造は、日本の社会にもいろいろと通じるところがある。遠い場所の話と割り切ってはいけないように思う。2025/09/22

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