出版社内容情報
この世には「哲学っぽい」ものが多すぎる。
以下のものは哲学にあらず!
思想の類型化である現代思想、同時代的な現代哲学、二項対立、プラトン主義とその注釈、同一性概念の特権化、位階序列(聖なるアルケー)の思考……
私たちの手に、真の哲学を取り戻そう。
西洋哲学のメインストリームは、古代ギリシアから近現代にいたるまで、基本的に形而上学的な領域に依拠して展開されてきた。しかし、こうした〈フィジック/メタフィジック〉に代表されるようなに古い階層的な哲学的思考、超越主義は、もはや静かに消尽していかなくてはならない。脱‐超越主義としての内在性の哲学が多様に形成され配慮される必要がある。本書からこの哲学の根本と核心をつかみ取ること。反時代的思考をとめるな!
【目次】
序 論 これまでとは異なる哲学へ
第一章 哲学とは何ではないのか
第二章 比較する思考の問題点
第三章 前‐哲学的な思考様式
第四章 ニヒリズムという定め
第五章 差異の肯定に向かって
第六章 抜け出すべき地平――〈実体/関係/力〉を問う
第七章 人間の能力と感覚
第八章 内在性の諸問題
結 論 差異のエチカ
目次
序論 これまでとは異なる哲学へ
第一章 哲学とは何ではないのか
第二章 比較する思考の問題点
第三章 前‐哲学的な思考様式
第四章 ニヒリズムという定め
第五章 差異の肯定に向かって
第六章 抜け出すべき地平―〈実体/関係/力〉を問う
第七章 人間の能力と感覚
第八章 内在性の諸問題
結論 差異のエチカ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
∃.狂茶党
18
哲学は何ではないかのために、哲学とはどのようなものかの話が、ドゥールーズ、カント、ニーチェ、スピノザ他、何人かの哲学者の考えを紹介しながら述べる本。 本書は新書ではあるが、哲学入門のような本としてはちょっと難しい。 とはいえ、洞窟の比喩さえ知ってれば、ある程度理解できる。 内容紹介の文章は、ひとまず忘れて、いちおうの結論も出ているので、安心して読んでほしい。2026/01/05
Ex libris 毒餃子
8
スピノザとドゥルーズを知らないとわからない!2026/03/22
ああ
3
ホワイトヘッドの「哲学はプラトンの注釈にすぎない」に対抗するものとしての哲学を擁立する本。主にスピノザとドゥルーズを引用し、我々の思考様式がいかに同一性からなるヒエラルキーに秩序づけられているものかを暴き、同一性を媒介せずに差異を差異のまま肯定する仕方が描かれている。 超越性を既に無意識に持ち込みそれによる比較で差異を認識している自分たちの偏見や、価値を外側に求めてしまう根源的ニヒリズムなど新しい視点を多くもらえた。 またスピノザの思想の異端性やドゥルーズの数々の動的概念の面白さを改めて感じた。2026/03/04
完敗
2
言ってることは分からなくもないが、廣松渉とかマルクスも引用されているので、さようでございますかと思った。超越主義が右派かどうかは素人の私には分からないが、著者が差異の排除に反対だということは合点がいった。2026/02/11
ピラミッド
1
なに言ってるの? 全然分からん。と思ってたら、200ページ越えた辺りでちょっと面白くなった。でも全体として何が言いたかったかとかは分からん。引用文が多いけど、正直本文の方が分かりづらいぞ。序論と結論、あとがきの気概はとても良かった。2026/05/11




