ちくま新書<br> アッシリア 人類最古の帝国

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ちくま新書
アッシリア 人類最古の帝国

  • 山田 重郎【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 352p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076205
  • NDC分類 228.1
  • Cコード C0222

出版社内容情報

アッシリアはいかにして西アジアを統一する世界最古の帝国となりえたのか。都市国家アッシュルの誕生から、帝国の絶頂期、そして謎に満ちた滅亡までを一望する。

内容説明

人類史上最古の帝国、アッシリア。圧倒的な軍事力と洗練された行政システムによって古代西アジア世界の統一を成し遂げたこの国家はいかにして生まれ、なぜその繁栄の絶頂から一〇〇年ほどのうちに歴史の表舞台から姿を消したのか。本書では、その起源である都市国家アッシュルの誕生から、領域国家アッシリアの成立、さらにはそれがバビロニアをはじめとする近隣諸国と抗争を繰り返しながら帝国として花開くまでの一五〇〇年にもわたる歴史をたどり、謎に満ちた滅亡の背景に迫る。本邦を代表するアッシリア学者による待望の通史。

目次

序章 「アッシリア」とその史資料
第1章 都市国家アッシュル―古アッシリア時代
第2章 領域国家アッシリアの成立―中アッシリア時代
第3章 帝国への序曲
第4章 帝国期の幕開け
第5章 サルゴン二世と「サルゴン朝」
第6章 センナケリブの治世と帝都ニネヴェ
第7章 エサルハドンの偉功と苦悩
第8章 アッシュルバニパルとアッシリアの繁栄
第9章 帝国の落日
終章 アッシリアの記憶

著者等紹介

山田重郎[ヤマダシゲオ]
1959年生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科(西洋史専攻)単位取得退学。エルサレム・ヘブル大学大学院古代中近東研究科(アッシリア学)にてPh.D.を取得。現在、筑波大学人文社会系教授。専門はアッシリア学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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よっち

37
オリエント統一を果たした謎に満ちた人類史上最古の帝国アッシリア。都市国家アッシュルの誕生から、帝国の絶頂期、そして不可解な滅亡の背景までを解説する一冊。圧倒的な軍事力と洗練された行政システムで古代西アジア世界を統一した国家はいかにして生まれ、なぜ繁栄の絶頂から100年ほどのうちに歴史の表舞台から姿を消したのか。実際には都市国家アッシュルからの領域国家の成立があって、滅亡に向かう要因にはどこも似たようなものでしたね…近年新資料が出たそうですが、あれほど昔の時代でも意外と資料が残っていることに驚かされました。2024/07/05

サアベドラ

36
人類史上初の世界帝国たるアッシリアの専門家による一般向け概説書。2024年刊。都市国家時代から滅亡までの歴史を王朝史・政治史を中心に考古学史料や楔形文書などを元に辿る。商業都市として出発したアッシュルが長年の雌伏を経て軍事大国として強大化し、周辺諸国を併呑し帝国化するも、拡大しすぎた末に内紛を誘発し外敵の攻撃でとどめを刺される。聖書やヘロドトスに汚染されていないフラットなアッシリア像を読むことができる。正直地味な印象を受けるが、この国がなければオリエント文明の知識が後世に残されることもなかったのも事実。2024/09/07

ピオリーヌ

24
「はじめに」で記された内容が印象的。以下引用。「アッシリアはアケメネス朝ペルシアに先立ち西アジアに成立した帝国の原型として人類史における注目すべき国家であり、古代世界にあって、きわめて多くの考古遺物と文書を通じて、驚くべき詳細さでその個性的な歴史と文化を知ることのできる出色の歴史的現象である」この本を読めば、多くの日本人にとって名前や定型的なイメージしか知り得ないアッシリア帝国の魅力に気付くことだろう。また最近オリエント史の本を続けて読んだのもあり、昨年訪れた古代オリエント博物館に再訪したくなっている。2024/07/31

月をみるもの

22
アッシリア、バビロニア、エジプトといった大国に囲まれた弱小ユダヤ国家が、こんなにも長く生き延びていままさにガザで虐殺を繰り広げているのをみると、旧約聖書という書物のパワーを実感せずにはいられない。まさに「はじめにことばありき」2024/08/01

ぽんすけ

21
ごめんなさい。アッシリアっていうとメソポタミア文明のどっか?くらいでぶっちゃけ王家の紋章のアッシリアのイメージしかなくてメンフィスにやられる噛ませ役だと思ってました。こんな偉大な国家だったなんて。紀元前3000年で社会システムが完成されてるのがすごすぎてもう…。特に経済分野で隊商への課税、貸付利子設定、投資信託、年数回の決算処理、公機関との相互権利義務取り決めによる整然とした商取引ってのがもうビビる。そして粘土板すごいね!私は中国の紙最強だと思ってたけど、粘土板の記録保存能力すごい。これからの発掘にも期待2024/10/30

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