ちくま新書<br> 商店街の復権―歩いて楽しめるコミュニティ空間

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ちくま新書
商店街の復権―歩いて楽しめるコミュニティ空間

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  • サイズ 新書判/ページ数 384p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076083
  • NDC分類 673.7
  • Cコード C0236

出版社内容情報

コミュニティの拠点としての商店街に新たな注目が集まっている。国際比較の視点や公共政策の観点も盛り込み、未来の商店街のありようと再生の具体策を提起する。

内容説明

商店街は過去の遺物ではなく、新たな動きが見え始めている。若い世代がカフェやコワーキングスペースなどコミュニティの拠点として商店街に関心を向け、クルマで買い物に行くのが難しい高齢世代が商店街に足を向ける流れも出てきた。コミュニティ空間としての「ウォーカブル・シティ(歩いて楽しめる街)」を求める動きも各地で起こりつつある。商店街のもつ新たな意味や価値に注目し、国際比較の視点や、まちづくり・交通など公共政策の観点も盛り込み、幅広い叡智を結集。未来の商店街のありようと、再生に向けた具体策を提起する。

目次

1 商店街の復権―コモンズとしての中心市街地再生に向けて
2 成長局面からみた商店街再生の実践ステップ
3 エリアリノベーションと商店街の可能性
4 コミュニティ的空間としての商店街
5 商店街復権への取り組み
6 中心市街地再生と交通まちづくり政策
7 シャッター通りと耕作放棄地―未利用ストックの活用と効果
8 各地の事例からの示唆と展望

著者等紹介

広井良典[ヒロイヨシノリ]
1961年生まれ。京都大学人と社会の未来研究院教授。専攻は公共政策、科学哲学。環境・福祉・経済が調和した「定常型社会=持続可能な福祉社会」を一貫して提唱。社会保障、医療、環境、都市・地域等に関する政策研究から、ケア、死生観、時間、コミュニティ等の主題をめぐる哲学的考察まで、幅広い活動を行っている。著書『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書、2009)で大佛次郎論壇賞受賞。『日本の社会保障』(岩波新書、1999)でエコノミスト賞、『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社、2019)で不動産協会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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けんとまん1007

52
商店街を一つのテーマとして、これからの生き方・考え方の一つの方向性があると思った。居住+農村地域に住んでいることもあり、耕作放棄地のこととの関連が述べられていて、なるほどと思う。環境や、そこにある資源をどう考えるのかだけでなく、やはり、人なんだなと痛感。自分が考えていることと重なる部分もあって、背中を押してもらった気持ちになる。これから先を、共に考え続ける人に、どう辿り着き、どうつなげるかだ。富山市に住む者として、取り上げていただいているのは嬉しいが、一面だけのようにも思う。2025/04/25

うえぽん

49
編者と関係のある商店街、中心市街地等に関わった学識経験者、実務家が、商店街復活の処方箋について論じた小論集。統一的な編集方針は確認できない完全オムニバス。国や地方の公務員が執筆したパートは優良事例の紹介等でやや凡庸だが、商店街の社会的意義に係る周辺住民アンケートの数量分析や、耳慣れない経済物理学の知見も用いて耕作放棄地とシャッター通りを未利用ストックとして比較対象にした論考など、興味深いパートも存在。おぐセンターやSEKAI HOTEL Fuse周辺の商店街の面的活用に関心が高まり、訪問意欲に繋がった。2025/04/25

田中峰和

7
地方再生法が施行されて20年以上が経つ。人口減少に歯止めをかけたい地方は、移住者を求めて予算化しているところもある。本書のように商店街の復権を求める例も多い。過疎化に対しては、若者の移住先として補助金を出すなど大盤振る舞いだが、商店街には出店やリニューアルに対して予算が出るのだろうか。商店街が衰退してイオンモールが繁盛したが、コロナ禍の影響でショッピングセンターの施設数は3年連続減少しているという。商店街に限らず店舗形態は変化せざるを得ないが、国力が衰退しているのだから、スモールパッケージの方が有利かも。2024/08/28

takao

5
・ウォーカブル・シティ 経済物理学の応用2024/05/01

ポンポコ

3
内容の濃い一冊だった。商店街は時代に合わないのではなく、実はこれからの時代に合っているという指摘、地域密着人口という考え方には、目からウロコだった。商店街の価値とは何なのか、考え方をきちんと整理した上で、具体的な事例が紹介されていて非常に価値ある一冊。2025/04/04

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