ちくま新書<br> 地方メディアの逆襲

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ちくま新書
地方メディアの逆襲

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480074454
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0295

出版社内容情報

東京に集中する大手メディアには見過ごされがちな問題を丹念に取材する地方紙、地方テレビ局。彼らはいかに現場と読者に向き合っているのか。当事者の声を届ける。

内容説明

地方にいるからこそ、見えてくるものがある。東京に集中する大手メディアには見過ごされがちな、それぞれの問題を丹念に取材する地方紙、地方テレビ局。彼らはどのような信念と視点を持ってニュースを追いかけるのか?報道の現場と人を各地に訪ね歩き、地方からジャーナリズムを問い直す。

目次

第1章 秋田魁新報―イージス・アショア計画に迫る
第2章 琉球新報―ファクトチェック報道の舞台裏
第3章 毎日放送―ドキュメンタリー『映像』の系譜
第4章 瀬戸内海放送―ある調査報道記者の歩み
第5章 京都新聞―被害者報道を考える
第6章 東海テレビ放送―『さよならテレビ』が問うもの

著者等紹介

松本創[マツモトハジム]
1970年、大阪府生まれ。神戸新聞記者を経てフリーランスのライター。関西を拠点に政治・行政、都市やメディアなどを取材し、ルポやインタビューを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

112
メディアの主流は完全にネットとスマホに移り、昨今は新聞やテレビなど見ないと公言する人が珍しくない。時代遅れとされつつある旧媒体だが、地方メディアでは地域の問題を取材するジャーナリストとして活躍する人がいる。大手紙やキー局よりも一般市民との距離が近いため、東京では表に出にくい社会問題や議論すべき課題が生のかたちで現れる。社会のマスコミに対する信頼度が低下しているだけに、深掘りされた本物の情報でなければジリ貧だとわかっているのだ。報道のプロとしてのプライドを示す活動の数々は、まだメディアへの希望を感じさせる。2022/05/14

おおかみ

9
新聞やテレビ報道が批判に晒され続けて久しい。どれほどの割合が妥当なのかはともかく、各メディアの経営は悪化する一方で、そう遠くない未来に統合・再編に踏み切るという予想図は大いにあり得る話だ。そんな中で本書が紹介する6社はどうか。結論ありきの杜撰な国策を暴き、ネット上の攻撃的な言説の内実に迫り、被害者報道のあるべき姿に向き合う報道は、地方メディアだからこそ可能だったのか、全国地やキー局には不可能なのか。見解は様々ありそうだが、いずれにしても、そこに新聞やテレビが担うべき報道の姿があるように思う。2022/02/11

チェアー

8
 メディアの再生は、地方にあるのではないか。既に日本の抱える問題の大半は地方で顕在化している。それを放置して、見えなくしてきただけだ。だから地方の現場に腰を据えて報道することには意味があると思う。地方から都市部を見ることで、ありきたりな机上の解ではない世界が見えてくるはずだ。2022/01/23

うさぎや

7
地方にもすごいジャーナリストがいるものだ……ということで。2022/02/19

hideto

5
テレビ、新聞といった大手メディアがネットに取って代わられ、報道のあり方を巡っても度々批判を集めている現在。そんな中でも、気概のある地方メディアはあるんだ!と言わんばかりのノンフィクションです。どれも地方に根ざしたメディアの紹介ですが、特に印象に残ったのは京都新聞の京都アニメーション放火殺人事件への取り組み方。地元紙として、長年関わるであろう事件、被害者にどう真摯に向き合えばよいのか?という葛藤が描かれています。在京メディアの不甲斐なさが目立つ中、こうした地方メディアの頑張りに、より期待したいです。2022/08/19

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