出版社内容情報
世界のあらゆる存在者は我々に対して意味として現象する。本書は意味の成立構造を探求し,この世界に帰属することと逃れることの厳密な同根性を提示する。
目次
1 コミュニケーションと規則―規則随順性の本態
1 規則に従うことについてのパラドクス
2 懐疑的解決
3 懐疑的解決への懐疑
4 他者の遠隔化する現前
5 規則随順性の本態
2 意味と他者性
1 意味
2 情報
3 他者性
3 意味の社会的次元
―意味の理論はいかなる必然性のもとで社会の理論でもあるのか?―
1 意味の現象学的規定
2 自己準拠
3 志向的態度のパラドクス
4 他者という場所
4 固有名の非固有性
1 名前の独自な価値
2 固体の単一性と宇宙の単一性
3 固有名の非固有性
5 言語行為をどう評価するか
1 言語行為論の視座
2 言語行為の本源的失効可能性
3 <主体>の先験的審級
4 寄生的発話
5 経験的効果としての先験性
6 心の社会性―機械の心・人間の心―
0 序
1 心と脳について
2 コミュニケーションについて
3 理解の機制について
4 ネクロノミコン
7 意味の生成・時間の生成
1 三時門破と神話的想像力
2 どこにもない家
3 時間の始まり
8 実在=現実とは何か
1 死体の不在/顔の実在
2 マットの上の猫
3 他者の善意
4 過剰な知
5 享楽の水準
あとがき
初出一覧
参考文献
人名索引/事項索引
内容説明
〈意味〉を帯びて立ち現われる世界。そこに帰属することと逃れることの厳密な同根性を提示する。
目次
1 コミュニケーションと規則
2 意味と他者性
3 意味の社会的次元
4 固有名の非固有性
5 言語行為論をどう評価するか
6 心の社会性
7 意味の生成・時間の生成
8 実在=現実とは何か
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Max Brown