ちくま新書<br> 産業革命史―イノベーションに見る国際秩序の変遷

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ちくま新書
産業革命史―イノベーションに見る国際秩序の変遷

  • 郭 四志【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 400p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480074348
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C0233

出版社内容情報

産業革命を四段階に分け、現在のAI、IoTによる第四次産業革命に至るまでの各国のイノベーションの変転をたどり、覇権の変遷を俯瞰する新しい世界経済史。

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 イノベーションこそが世界秩序形成の原動力である。技術革新が起きる現象を広く産業革命と捉えて、第一次産業革命(一七六〇~一八三〇年代、軽工業)、第二次産業革命(一九世紀後半~二〇世紀初頭、重工業)、第三次産業革命(二〇世紀後半、IT・情報)、第四次産業革命(二〇一〇年代以降、IoT・AI)の四段階に分け、世界経済の変遷をたどりなおす。経済体系の変遷や社会経済発展・分業との関係など多様な論点を交え、持続的な世界経済の運動として産業革命を大局的に描き出す。

内容説明

イノベーションこそが、世界秩序形成の原動力である。技術革新が起きる現象を広く産業革命と捉えて、第一次産業革命(一七六〇~一八三〇年代、軽工業)、第二次産業革命(一九世紀後半~二〇世紀初頭、重工業)、第三次産業革命(二〇世紀後半、IT・情報)、第四次産業革命(二〇一〇年代以降、IoT・AI)の四段階に分け、世界経済の変遷をたどりなおす。経済体系の変遷や社会経済発展・分業との関係など多様な論点を交え、持続的な世界経済の運動として産業革命を大局的に描き出す試み。

目次

第1章 イノベーションと産業革命
第2章 第一次産業革命―イギリス発の工業化(一七六〇年代~一八三〇年代)
第3章 第二次産業革命―アメリカへのパワーシフト(一八六〇年代~二〇世紀前半)
第4章 第三次産業革命―ヘゲモニー国の変遷(二〇世紀後半~二〇世紀末)
第5章 第四次産業革命―グローバル化と競争の激化(二〇一〇年代~)
終章 国際政治経済秩序のゆくえ―産業革命史の視点から

著者等紹介

郭四志[カクシシ]
1958年、中国・大連生まれ。大連外国語学院(大学)日本語学部卒。吉林大学大学院国際経済研究科修士課程修了。法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了(経済学博士)、東京大学社会科学研究所外国人研究員、日本エネルギー経済研究所研究主幹などを経て、2012年に帝京大学経済学部教授。専門は国際経済、中国経済、エネルギー経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おせきはん

23
現在、進行中の第四次までの産業革命の歴史と、国際政治経済秩序のゆくえについて多くの情報をもとに論じています。全体的に日本に対する評価が甘く、米国への評価が厳しすぎると感じましたが、中国に関する記述には新たな学びもありました。2022/02/27

かんがく

13
イギリスで始まった第一次から、現在進行中の第四次までの各産業革命の概説。どちらかというと第三次・第四次への言及が多いので、タイトルから想像した内容とはややズレた。また、産業の技術よりも政策を中心に話が進むので新聞の国際経済欄のような印象を受けた。2023/08/12

無重力蜜柑

12
250年前に始まった第一次から数えて現在四度目の開始時点にある産業革命を、イノベーションや国際政治経済という視点から通史的にまとめた本。非常に興味深い内容なのだが残念なことに文章が致命的に下手。時制やコロケーションや主述がおかしいし、何より内容の重複が多すぎる。酷いところだと注と本文でほぼ同じセンテンスが出てくる。無駄に単語や修辞を並列する悪癖もあり、これらを改善すればページ数は半減するのではないか。大量の数値データを並べてはいるが「大幅に減少した」などのレトリックで印象操作をしているところも目立つ。2022/01/26

武井 康則

7
現代は第4次産業革命であり、産業革命はそれぞれ連関して起こるとする。第一次産業革命は、18世紀中ごろ英国で起こった蒸気機関、紡績機などので、第二次は電気と鉄鋼、第三次は20世紀末のPC、情報で今が第4次。2次から3次にかけて覇権国だったアメリカは金融にシフトして製造力を落とす。となれば出てくるのは中国。そんな分析を経済の視点で説明している。ただ、真っ最中なので結論はでないが。2024/09/13

Hiroshi

5
国際経済・中国経済・エネルギー経済を専門とする著者がリーマンショックを機に、アメリカが非実体経済の利潤追求に拘り過ぎた余りモノ作り産業・イノベーションを怠ったことが国際金融危機の原因だと考えるに至り、書かれた本。産業革命はイノベーションによってパラダイム転換が起きたもの。今までに4回おきた。第1次産業革命は、1760年代にイギリスでおきた石炭による蒸気機関を利用した軽工業による繊維の大量生産。第2次産業革命は、1865年頃にアメリカとドイツでおきた石油・電力と内燃機関による重化学工業の少品種の大量生産だ。2022/06/15

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