出版社内容情報
産業革命を四段階に分け、現在のAI、IoTによる第四次産業革命に至るまでの各国のイノベーションの変転をたどり、覇権の変遷を俯瞰する新しい世界経済史。
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イノベーションこそが世界秩序形成の原動力である。技術革新が起きる現象を広く産業革命と捉えて、第一次産業革命(一七六〇~一八三〇年代、軽工業)、第二次産業革命(一九世紀後半~二〇世紀初頭、重工業)、第三次産業革命(二〇世紀後半、IT・情報)、第四次産業革命(二〇一〇年代以降、IoT・AI)の四段階に分け、世界経済の変遷をたどりなおす。経済体系の変遷や社会経済発展・分業との関係など多様な論点を交え、持続的な世界経済の運動として産業革命を大局的に描き出す。
内容説明
イノベーションこそが、世界秩序形成の原動力である。技術革新が起きる現象を広く産業革命と捉えて、第一次産業革命(一七六〇~一八三〇年代、軽工業)、第二次産業革命(一九世紀後半~二〇世紀初頭、重工業)、第三次産業革命(二〇世紀後半、IT・情報)、第四次産業革命(二〇一〇年代以降、IoT・AI)の四段階に分け、世界経済の変遷をたどりなおす。経済体系の変遷や社会経済発展・分業との関係など多様な論点を交え、持続的な世界経済の運動として産業革命を大局的に描き出す試み。
目次
第1章 イノベーションと産業革命
第2章 第一次産業革命―イギリス発の工業化(一七六〇年代~一八三〇年代)
第3章 第二次産業革命―アメリカへのパワーシフト(一八六〇年代~二〇世紀前半)
第4章 第三次産業革命―ヘゲモニー国の変遷(二〇世紀後半~二〇世紀末)
第5章 第四次産業革命―グローバル化と競争の激化(二〇一〇年代~)
終章 国際政治経済秩序のゆくえ―産業革命史の視点から
著者等紹介
郭四志[カクシシ]
1958年、中国・大連生まれ。大連外国語学院(大学)日本語学部卒。吉林大学大学院国際経済研究科修士課程修了。法政大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了(経済学博士)、東京大学社会科学研究所外国人研究員、日本エネルギー経済研究所研究主幹などを経て、2012年に帝京大学経済学部教授。専門は国際経済、中国経済、エネルギー経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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