ちくま新書<br> 武器としての世論調査―社会をとらえ、未来を変える

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり

ちくま新書
武器としての世論調査―社会をとらえ、未来を変える

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年06月02日 03時33分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480072214
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0236

内容説明

内閣支持率が高い地域では宗教信仰率が高い。野党支持は若年層で伸び悩み。世論調査の見方を知り、精緻に分析していけば、こんなことがわかります。この社会に窮屈さを感じている人も、あなた自身の考えが政治に反映されないことが不満で「世論調査は捏造だ」と考えている人も、この本を読んでみてください。世論調査は、社会をとらえ、未来を変えるための武器です。どの地域に住む、どんな人が、どの政党を支持しているのか、一緒に見ていきましょう。そして彼らに働きかけ、この社会を変える方法を考えてみませんか。

目次

1 世論調査(世論調査の勘違い;世論調査を総合して見えてくるもの;政策への賛否を読む;世論調査の限界)
2 データでとらえる日本の姿(地域が持つ特色;時代に生きる人々)
3 選挙と世論(政治参加の一つとしての選挙;選挙はどのように世論を反映するのか;情勢報道の読み方)

著者等紹介

三春充希[ミハルミツキ]
1988年、神奈川県生まれ。東京大学大学院理学系研究科卒業。世論調査や選挙分析に関心をいだき、2017年より「みらい選挙プロジェクト」を単独で運営。独自の分析を公表するかたわら、一人の無党派層として社会に対する発言も行い、与野党にかかわらず様々な政治的立場の人から注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nao Funasoko

37
2017年にはじまった「みらい選挙プロジェクト」を早々にフォローしていたこともあり発刊待ち遠しかった。 著者によるこれまでの発信が一本に繋がり纏まったことは新たな理解者支持者を得ていく相違ない。 書名にある“武器としての,,,”は、著者がたんなる学者や評論家や傍観者としてではなく、読者とともによりよい未来を目指し自らのスタイルで戦う覚悟を表しているのだろう。そして、その武器は我々のものでもある。良書。2019/06/11

Porco

22
タイトルから内容がわかりにくいですが、現代日本の投票行動についてデータをもとに分析し、さらに、選挙制度の歪みを正すための戦略投票の仕方まで解説しています。「選挙によって民意を示す」という絶対的に正しそうなひと言が、いかに実現しがたいものかがわかりますし、日本ってそうなってたんだという素朴な驚きも多い。2020/03/16

coolflat

22
個別面接形式やら電話形式、重ね聞きやら事前に政党名を読み上げたり、各社世論調査の手法が違うため、各社の内閣・政党支持率に偏りが生まれるという。それをもってか知らないが、世論調査を捏造と受け取る人たちもいるようだ。個人的には捏造とは思わないが、不信感(内閣・政党支持率の数字を見出しで大々的に発表することが問題だと思っている。ごく一般人は後でわざわざ世論調査の手法なぞ確認しない)は持っている。朝日とか産経とか世論調査の聞き手によるそもそものバイアスもある。一度、各社同じ手法で世論調査をやってみたらいいと思う。2020/01/07

21
冒頭の「与党列島」「野党列島」の口絵から面白い。世論調査を戦略的な投票行動に活かすなんて考えたこともなかった。参考にしたいが、いざ選挙の時にリアルタイムで実践できるのかと言われるとちょっと自信ないかも。報道各社の質問を比べたりなどバイアスの解消の仕方も参考になる。2022/01/13

shikada

20
地域や年代といったファクターが、投票率や支持政党にどのように影響を与えるか調査した一冊。与党支持は西日本に多く、その要因には宗信仰率の高さ、共同体の強さがあるという論。あと、世論調査の統計はどの程度信用できるかとか、各紙ごとに数字が違うのはなぜか丁寧に説明されていた。本書の本筋と少し離れるけれど、90年代の政策をきちんと調べようと思った。特にバブル崩壊後、団塊ジュニア世代がなぜ子どもを作れなかったのか、の部分。2021/09/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13773767
  • ご注意事項

最近チェックした商品