ちくま新書<br> 武器としての世論調査―社会をとらえ、未来を変える

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ちくま新書
武器としての世論調査―社会をとらえ、未来を変える

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480072214
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0236

内容説明

内閣支持率が高い地域では宗教信仰率が高い。野党支持は若年層で伸び悩み。世論調査の見方を知り、精緻に分析していけば、こんなことがわかります。この社会に窮屈さを感じている人も、あなた自身の考えが政治に反映されないことが不満で「世論調査は捏造だ」と考えている人も、この本を読んでみてください。世論調査は、社会をとらえ、未来を変えるための武器です。どの地域に住む、どんな人が、どの政党を支持しているのか、一緒に見ていきましょう。そして彼らに働きかけ、この社会を変える方法を考えてみませんか。

目次

1 世論調査(世論調査の勘違い;世論調査を総合して見えてくるもの;政策への賛否を読む;世論調査の限界)
2 データでとらえる日本の姿(地域が持つ特色;時代に生きる人々)
3 選挙と世論(政治参加の一つとしての選挙;選挙はどのように世論を反映するのか;情勢報道の読み方)

著者等紹介

三春充希[ミハルミツキ]
1988年、神奈川県生まれ。東京大学大学院理学系研究科卒業。世論調査や選挙分析に関心をいだき、2017年より「みらい選挙プロジェクト」を単独で運営。独自の分析を公表するかたわら、一人の無党派層として社会に対する発言も行い、与野党にかかわらず様々な政治的立場の人から注目を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばたやん@かみがた

79
何だかとっちらかった印象ですね。世論調査についてその聞き取り方法(内閣支持率について各メディアの選択肢の違い等は興味深い)等を調べ上げ、是正方法を探る本でもない。世論調査の結果をどのように活かして行くのか指南する本でもない。実は、著者の政治的立場はハッキリと反自民・公明であることが打ち出されていて公平性・中立性と言う観点からは収まりの悪い本ではあります。だけどそのことが即座にこの本の値打ちを下げることにはならないでしょう。それ以上に何を主題として書いているのかが最後まで判りにくい本でありました。(1/2)2020/02/22

Jun Sasaki

36
今年の参院選では情勢調査、日々読ませてもらいました。単なる選挙マニアかと思いきや、科学的な裏付けのある世論調査の読み解き方の数々。恐れ入りました。東日本と西日本の共同体の成り立ちに始まり、高度成長に伴う人口移動、小選挙区施行以来の変化まで。色分けと数字が意味をもって語りかけてくる。左右どちらかに肩入れすることもなく、民主的な政治参加の機会を維持するにも多大な努力を要すると説く最終章に納得。2022/09/16

Nao Funasoko

36
2017年にはじまった「みらい選挙プロジェクト」を早々にフォローしていたこともあり発刊待ち遠しかった。 著者によるこれまでの発信が一本に繋がり纏まったことは新たな理解者支持者を得ていく相違ない。 書名にある“武器としての,,,”は、著者がたんなる学者や評論家や傍観者としてではなく、読者とともによりよい未来を目指し自らのスタイルで戦う覚悟を表しているのだろう。そして、その武器は我々のものでもある。良書。2019/06/11

coolflat

22
個別面接形式やら電話形式、重ね聞きやら事前に政党名を読み上げたり、各社世論調査の手法が違うため、各社の内閣・政党支持率に偏りが生まれるという。それをもってか知らないが、世論調査を捏造と受け取る人たちもいるようだ。個人的には捏造とは思わないが、不信感(内閣・政党支持率の数字を見出しで大々的に発表することが問題だと思っている。ごく一般人は後でわざわざ世論調査の手法なぞ確認しない)は持っている。朝日とか産経とか世論調査の聞き手によるそもそものバイアスもある。一度、各社同じ手法で世論調査をやってみたらいいと思う。2020/01/07

21
冒頭の「与党列島」「野党列島」の口絵から面白い。世論調査を戦略的な投票行動に活かすなんて考えたこともなかった。参考にしたいが、いざ選挙の時にリアルタイムで実践できるのかと言われるとちょっと自信ないかも。報道各社の質問を比べたりなどバイアスの解消の仕方も参考になる。2022/01/13

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