ちくま新書<br> 使える!「国語」の考え方

個数:
電子版価格
¥770
  • 電書あり

ちくま新書
使える!「国語」の考え方

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月24日 03時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480071941
  • NDC分類 810.7
  • Cコード C0281

出版社内容情報

小説と評論、どっちも学ばなきゃいけないの? 国語にまつわる疑問を解きあかし、そのイメージを一新させ、読む書く力を身につける。読む書く力は必要だけど、授業で身につくの? 小説と評論、どっちも学ばなきゃいけないの? 国語にまつわる疑問を解きあかし、そのイメージを一新させる。

橋本 陽介[ハシモトヨウスケ]
著・文・その他

内容説明

国語の授業はとかく批判されがちである。つまらない、役に立たない、小説を読む意味はない、といった声が聞こえてくる。そのため、論理力をつけるための内容に変えるべきだという意見も強まっている。でも、それで本当に国語の力はつくのだろうか?そこで、文学、論理といった枠にとらわれないで、読む力・書く力を身につけるための新しい考え方を提案する。これまでなかった国語の授業がここにお披露目される。

目次

第1章 現代文の授業から何を学んだのか?
第2章 小説を読むことの意味を問う
第3章 教科書にのる名作にツッコミをいれる
第4章 「論理的」にもいろいろある
第5章 理解されやすい文章のセオリー
第6章 情報を整理し、ストーリーをつくる
第7章 論理ではなく、論拠を探せ!
第8章 すべての事実は物語られる

著者等紹介

橋本陽介[ハシモトヨウスケ]
1982年、埼玉県生まれ。慶應義塾志木高等学校卒、慶應義塾大学大学院文学研究科中国文学専攻博士課程修了。博士(文学)。慶應義塾志木高等学校講師(国語科)等を経て、お茶の水女子大学基幹研究院助教。専門は中国語を中心とした文体論、比較詩学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MIKI(magicrose)

28
前半の『羅生門』や『舞姫』といった定番教材を扱った解説も楽しく読みましたが、説明的な文章の「構成と展開」や、情報を精査しその信頼性を見極める力などについて触れた後半のほうがおもしろかったです。とくに、第5章「理解されやすい文章のセオリー」が良かった!実際の高校生のレポートを題材にして、「作中情報の見せ方」や事柄の関係性などに触れ、読んでいてスムーズではない箇所を具体的に指摘し、どうすればよくなるのかヒントを与えてくれるので、とてもわかりやすく感じました。2020/02/08

Ayakankoku

15
タイトルと内容が乖離しているなと感じた。なぜ国語の授業をつまらないと感じるのかという導入を興味深く読んだものの、その後からはかなり堅苦しくなっていた。うーん、いまいち。2021/03/15

ムーミン

14
うーん、国語教育について立ち止まって考えるきっかけにはなりました。けど……。2019/04/19

しずかな午後

13
本書は「国語の授業はつまらない?」というキャッチ―な問いかけから始まる。しかし、だからといって単純に授業を面白くする技法の本ではない。国語という教科が何を目指すべきかを掘り下げる一冊。そのため、内容は面白いのだが、結局どんな授業をすべきかは不透明なままであった。文学には既存の価値を揺るがす働きがあり、生徒のレベルに合わせて色んな文章に出会わせることの大切さ、などは生徒の顔が見えて面白かった。そして何より、5・6章の「構成と展開」を意識した文章の書き方が、かなり面白い。今後文章を書く上で参考にしなくては。2022/07/14

さとうしん

11
高校の国語教科書に掲載されている小説文の読み方、説明文・論説文の書き方、そして文章・情報のリテラシーの三部分から成る。国語の授業では何を目指されているのかという話で終わらずに、最後は人文学では知識がどのように出来上がっているのかを意識するようになることが目指されていると、人文学入門的な話へと橋渡ししていく。2019/04/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13322913
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。