ちくま新書<br> 人類5000年史〈4〉1501年~1700年

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ちくま新書
人類5000年史〈4〉1501年~1700年

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480069948
  • NDC分類 209
  • Cコード C0220

出版社内容情報

征服者が海を越え、銀による交易制度が確立、大洋を舞台とするグローバル経済が芽吹いた。大帝国繁栄の傍らで、宗教改革と血脈の王政が荒れ狂う危機の時代へ。

内容説明

文明の誕生から現代まで、人類五〇〇〇年の歴史を一望する大人気シリーズ第四巻。一五〇一年から一七〇〇年までの世界はどう動いたか。コンキスタドール(征服者)が銃を手に銀を求めて海を越え、交易の時代が開幕。ヨーロッパは宗教改革を皮切りに、世襲王朝同士の宗教戦争に荒れ狂う。中国支配は明から清へ、アジア四大帝国では朝貢貿易から互市システムへと転換する。科学革命や啓蒙思想が芽吹き、世界=経済のシステムが歴史の歯車を回し始めた。

目次

第9章 第五千年紀後半の世界、その1 一六世紀の世界(一五〇一年から一六〇〇年まで)(中央ユーラシアの動向と地中海世界;アジアの動向と宗教改革の進展;インドと中国、その経済・社会システム;スペイン黄金世紀の内実とユグノー戦争)
第10章 第五千年紀後半の世界、その2 一七世紀の世界(一六〇一年から一七〇〇年まで)(三〇年戦争と三王国戦争;大清グルンの成立と明の滅亡;ルイ一四世と康煕帝)

著者等紹介

出口治明[デグチハルアキ]
立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命に変更。2012年上場。2018年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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coolflat

17
17頁。モンゴル高原からキプチャク大草原を経てハンガリー大平原に至る草原に居住する遊牧民は、チャルディラーンの戦い以降は、歴史の主役の座を降りて脇役に回る。オスマン朝に対抗するために、ハンガリーやポーランドも鉄砲で武装する事を余儀なくされた。これによって、ポーランドからハンガリーを経てオスマン朝に至る火気のカーテンが降ろされ(火気帝国の並立)、草原の遊牧民は欧州に入ってくる事ができなくなった。こうして、欧州は東方からの進入路が閉ざされた事によって、歴史上初めて欧州としての固有の地域的なまとまりが生まれた。2022/09/01

Emkay

14
古今東西の中世国家の栄枯盛衰が細かく描かれていく中、ターニングポイントと大づかみなトレンドを押さえてくれるのがありがたい。特にこの200年の間、明とムガール朝等インドだけで全世界の半分以上のGDPを占め、オスマン朝、サファヴィー朝がそれに続いていたことや、「火器のカーテン」が防御となって「ヨーロッパ」が誕生したこと、さらに16世紀のルターやカルヴァン、17世紀のニュートンやロックの活動や思想により、個人主義、人間の理性に対する意識の高まりが起こり、来る資本主義に繋がった流れは興味深かった。2022/12/11

れいまん

6
500年ずつ書き始めた本の4冊目。 このあと、著者は脳出血で長いリハビリに入っています。脳のリハビリ兼ねて、是非続刊を希望します。 いつもとても分かり易いです2022/11/23

kumoi

5
歴史の授業は退屈だった。392年にキリスト教がローマ帝国の国教になったとか、1789年にフランス革命が起きたとか、正直どうでもいい。政治史だけが歴史の全てではない。ルイ14世も足利尊氏も現代に生きる私たちと同じ人間である。このことがリアルに感じられないと歴史の面白さなんて分かるはずがない。興味がある分野の起源を辿ってみる。そうするとルネサンスや第一次世界大戦の歴史的潮流の中で生まれたものだということがよく分かる。その時初めて、歴史を学ぶ意味が浮かび上がるのだと思う。2022/07/19

ginkan2

2
どこもかしこも「戦」ばかりですね。ヨーロッパの王様たちの婚姻関係で、ある国が自分のものとなったり、失ったり、という当時のOSが不思議で興味深いですね。敵の敵は味方、という地政学の教科書みたいな時代でした。出口さん、次巻、次々巻、楽しみに待ってます。2023/09/13

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