ちくま新書 カラー新書<br> 誰も知らない熊野の遺産―カラー新書

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり

ちくま新書 カラー新書
誰も知らない熊野の遺産―カラー新書

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480069740
  • NDC分類 216.6
  • Cコード C0225

出版社内容情報

世界遺産として有名になったが、熊野にはまだ手つかずの風景が残されている。失われつつある日本の、日本人の原型を探しにいこう。カラー写真満載の一冊。

内容説明

世界遺産に登録後、注目を集め、往来の増え続ける熊野。熊野古道や熊野三山を観光する人は多いが、熊野の魅力はそれだけにとどまらない。聖なるもの・俗なるものが混じりあう不思議な伝説があり、古来から続く風習が残るなど、そこには失われた日本の原風景がいまも息づいている。観光では訪れることのない奥地へ自ら足を踏み入れ、語り部たちの言葉を丹念に聞き取り、これまで知られなかった歴史を探り出す。美しい写真とともに、誰も知らなかった熊野の姿をここに開陳。

目次

第1章 はじめて知った熊野(百夜月;九重―森に広大な棚田が眠る ほか)
第2章 祈りの系譜(楊枝―三十三間堂説話変容のダイナミズム;謎のミミイシ(耳石)、ミミジマ(耳島)さん ほか)
第3章 近代化の果てに(湯峰―豊穣の源となったハンセン病患者;春露童子―黄金の森に生きた鉱夫たち ほか)
第4章 熊野を生きる(篭―高齢者が暮らす力;口色川―消費社会からの脱出 ほか)

著者等紹介

栂嶺レイ[ツガミネレイ]
1966年生まれ。写真家・医師。2001年に写真撮影・CDデザイン等を手掛けるアールイーアイ・アートテックとして独立。紀伊半島、東北、九州、八重山諸島など、古い民俗・信仰を残す村々の取材と撮影を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Porco

25
こうやって本にしておかないと、忘れ去られてしまう歴史があるんだと思います。集落が消滅しつつある時代にあっては、郷土史を記録することも大事なのかもしれません。2018/02/21

Kazyury

5
著者の鋭敏な感性による現地観察とヒアリング、考証に基づいた文章は、観光地でも世界遺産でもない「熊野」を伝承と歴史と現在の、立体感をもった場所(と人)として浮き上がらせてくれる。 また、写真家でもある著者が撮影した写真は、巡礼者と巡礼者を受け入れてきた地元民の眼を中心として「熊野」を見事に切り取っている。 しかし、時代の流れの中で地域が変貌するのは仕方ないが、山中で賑わっていた頃の集落の光景を見たい。余所者の我儘ではあるが。地味な題材ながらも、骨太な良書でした。知床本も著しているようなので読んでみたい。2019/04/09

Mimuchi

4
あとがきにあるように、熊野のことを語りながら、日本や日本人についても語るある意味壮大な新書です。 面白かった。2017/08/10

takao

2
ふむ2022/09/21

eddy

2
良書。すばらしいフィールドワーク。ありがたい。医者目線なのもいい。三体月、八咫烏にほとんど触れられていないとはどんだけ熊野は奥深いのだ2019/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12118397
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品