出版社内容情報
全国どこでも実施できる地域再生の切り札「寄りあいワークショップ」。住民全員が連帯感をもってアイデアを出し合い、地域を動かす方法と成功の秘訣を伝授する。
内容説明
地域再生のためには、地域住民が内発的に立ち上がるしかない。ではそれはいかにして可能か。住民・行政・NPOの連携・協働の仕組みを理解した上での住民のワークショップが鍵となる。「寄りあいワークショップ」の技法を開発し、日本各地で実践してきた著者が、数多くの成功例を紹介。子供から年寄りまで、住民の誰もが参加し、連帯感をもってアイデアを出しあい、地域を動かしていく方法を伝授する。どこの地域でも、どのような立場でも役立つ地域再生の原理と方法の入門書。
目次
第1章 分析(なぜいま住民が立ち上がらねばならないのか―三つの逆風に抗して;これまでの地域づくりの問題点;現場にこそ答えがある)
第2章 理論(ソフトの基盤整備;行政の役割;地域自治コミュニティの再生)
第3章 方法(内発力に火をつけろ!;寄りあいワークショップの原理;寄りあいワークショップの進め方)
第4章 実例(打率五割の地域再生―和歌山県水土里のむら機能再生支援事業;地方自治の最先端の試みによる地域再生―山梨県富士川町総合計画;考え方が異なる住民同士の連帯―福島県富岡町災害復興計画;教育・福祉からの地域再生―静岡県函南町子育て支援ワークショップ;未曾有の被災から立ち上がる―宮城県石巻市田代島)
第5章 意味(住民の手で持続可能な地域づくり;地域経営の手綱を取り戻す;経済のグローバル化に見合うローカル化)
著者等紹介
山浦晴男[ヤマウラハルオ]
1948年長野県生まれ。中央大学卒業。川喜田二郎氏が主宰していた研究所でKJ法の研究と普及に20年間従事。その後「考える技術」の研究・開発の場として情報工房を設立。企業・行政・医療機関の人材育成や組織活性化、地域の再生支援に携わる。現在、情報工房代表、千葉大学大学院看護学研究科特命教授、北陸先端科学技術大学院大学と山梨県立大学大学院、名桜大学大学院で非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
*
三上 直樹
たつのおとしご
yokkoishotaro