ちくま新書<br> 地域再生入門―寄りあいワークショップの力

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ちくま新書
地域再生入門―寄りあいワークショップの力

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480068644
  • NDC分類 318.6
  • Cコード C0231

出版社内容情報

全国どこでも実施できる地域再生の切り札「寄りあいワークショップ」。住民全員が連帯感をもってアイデアを出し合い、地域を動かす方法と成功の秘訣を伝授する。

内容説明

地域再生のためには、地域住民が内発的に立ち上がるしかない。ではそれはいかにして可能か。住民・行政・NPOの連携・協働の仕組みを理解した上での住民のワークショップが鍵となる。「寄りあいワークショップ」の技法を開発し、日本各地で実践してきた著者が、数多くの成功例を紹介。子供から年寄りまで、住民の誰もが参加し、連帯感をもってアイデアを出しあい、地域を動かしていく方法を伝授する。どこの地域でも、どのような立場でも役立つ地域再生の原理と方法の入門書。

目次

第1章 分析(なぜいま住民が立ち上がらねばならないのか―三つの逆風に抗して;これまでの地域づくりの問題点;現場にこそ答えがある)
第2章 理論(ソフトの基盤整備;行政の役割;地域自治コミュニティの再生)
第3章 方法(内発力に火をつけろ!;寄りあいワークショップの原理;寄りあいワークショップの進め方)
第4章 実例(打率五割の地域再生―和歌山県水土里のむら機能再生支援事業;地方自治の最先端の試みによる地域再生―山梨県富士川町総合計画;考え方が異なる住民同士の連帯―福島県富岡町災害復興計画;教育・福祉からの地域再生―静岡県函南町子育て支援ワークショップ;未曾有の被災から立ち上がる―宮城県石巻市田代島)
第5章 意味(住民の手で持続可能な地域づくり;地域経営の手綱を取り戻す;経済のグローバル化に見合うローカル化)

著者等紹介

山浦晴男[ヤマウラハルオ]
1948年長野県生まれ。中央大学卒業。川喜田二郎氏が主宰していた研究所でKJ法の研究と普及に20年間従事。その後「考える技術」の研究・開発の場として情報工房を設立。企業・行政・医療機関の人材育成や組織活性化、地域の再生支援に携わる。現在、情報工房代表、千葉大学大学院看護学研究科特命教授、北陸先端科学技術大学院大学と山梨県立大学大学院、名桜大学大学院で非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

28
筆者の主張:課題解決組織を再び自治コミュニティに再構築(073頁)。寄りあいワークショップには、内発力に火をつける力がある。付箋紙に意見を書き、模造紙上に貼ってマジックで描画(080頁)。潜在力といってもよかろう。内発的潜在力であろう。これが民主主義じゃないのかな。これが市民社会ではないかな。手順として、意見地図⇒資源写真地図⇒アイデア地図(085頁)。YW第一原理:問題の解と合意の創造が対になっているのが内発的地域再生を導く。2016/02/20

17
瀬戸内海の離島で80代の議員が「冥土の土産に橋がほしい」と発言した話は、もうまるっきり湊かなえ『望郷』の世界だ。建設至上主義の行きつく先は、若者の流出に犯罪の流入。病院との距離だけは改善されたけど・・・▼地域の「あるもの探し」ブレストでは、住民が持ち寄った写真を積極的に活用していた。これなら外国人や、小さな子供でも参加できる余地が広がる。自分なんかはせっかくイベントを企画しても、写真という記録を残しておくのをつい忘れてしまうので、改めて反省。2018/08/14

三上 直樹

4
「地方消滅」論に対抗して、寄り合いワークショップによる地域の自立を進めてきた著者の論考。陳情型になって自律性が失われていると指摘される現実と向き合いながら何とか生きのびていく方策をさぐっている自分にとっては、こういった実践に出会うチャンスがほしいと願っています。2015/12/12

たつのおとしご

2
寄りあいワークショップによって住民主体の地域づくりの実践について書かれている。途中難しい言葉もあり、解読が困難な所もあったが実践をより詳しく調べてみたくなった。2017/02/22

yokkoishotaro

1
内発性というものを取り上げられていたことが大変印象に残った。内発的に課題を出すことが、効率的な政策につながっていくのだと思った。 いい政策とは何かを考える上で、重要な視点だと思った。2021/12/17

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