内容説明
日米開戦と同時の「真珠湾奇襲」は山口多聞の献策により中止された―。開戦から2ヵ月後に生起した「ラバウル沖海戦」で連合艦隊は大勝し、敵将・キンメルを更迭に追い込む。が、新たに太平洋艦隊司令長官に就任したミニッツ大将の艦隊運用術に翻弄されて、連合艦隊はミッドウェイ戦、ガ島戦で煮え湯を飲まされ後退を余儀なくされる。そしてミニッツは、ギルバート諸島の奪還に成功し、次なる標的をマーシャル諸島に据えた。だれでも“次はマーシャル沖で空母決戦が生起する!”と考えていたが、マーシャル攻略に備えて真珠湾に集結した米空母10隻を、山口や情報参謀の中島親孝は決して見逃さなかった!
著者等紹介
原俊雄[ハラトシオ]
1964年、大阪府生まれ。龍谷大学卒業。ミッドウェイ海戦に参加した叔父(重巡「最上」乗組)の影響を受け、戦史本の収集に没頭する。2005年に作家デビュー。その豊富な知識を活かした繊細な歴史改変を得意としている。デビュー作『史上最強の艦隊』をはじめ、本格派戦記シミュレーション作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アヴィ
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様々なIFが試される架空戦記小説だが、本作では日米開戦の幕開けとなる真珠湾攻撃がもしも開戦時でなかったら、というIF。米軍が最も恐れた日本軍の将星山本五十六と山口多聞、この2人が開戦前から徹底的に話し合い日米戦のシュミレーションをしていたら。そうして始まった本書はハワイ攻略を後回しにする。だがミッドウェー海戦は史実通りに起こり、史実通りの展開をみせるところが面白い。やがて空母を大量に建艦した日本海軍は満を持して太平洋北方海域より機動部隊がハワイを狙い、後方には主力部隊が控える。緊迫の中2巻へ。2026/01/12




