出版社内容情報
○○を食べなければ病気にならない! 似たような話はたくさんあるけど、それって本当に体によいの? 巷にあふれる怪しい健康情報を医学の見地から一刀両断。
内容説明
糖質制限食で誰でもダイエットできる!断食すれば調子がよくなる!これを食べればがんがなおる!食事によって健康になれるといった情報は数多く出回っているけれど、それらは本当に「効く」のだろうか?巷にあふれる眉唾な情報を医学の見地から一刀両断して、「規則正しい」食事が実はあんまり体に良くない可能性を検証する。情報があふれる時代に、何をどう食べたらよいのか迷っている人に向けた一冊。
目次
第1章 糖質制限は本当に体に良いのか?
第2章 健康「トンデモ」本の特徴
第3章 「トンデモ」情報に振り回されないために
第4章 食べ物の「常識」を疑ってみる
第5章 食べる食べないを適度に考えるために
第6章 『美味しんぼ』から『もやしもん』へ
第7章 食べ物のことは他人に聞くな、自分に聞け
著者等紹介
岩田健太郎[イワタケンタロウ]
1971年島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大医学部)卒。米国アルバートアインシュタイン医科大学ベスイスラエル・メディカルセンター、北京インターナショナルSOSクリニック、亀田総合病院などを経て、神戸大学都市安全研究センター感染症リスクコミュニケーション分野および医学研究科微生物感染症学講座感染治療学分野教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
23
これ一冊で、巷に溢れる「食べ物と健康」に関する本すべてを読んだ以上の価値はあるのでは。実際に多くの患者と対面している医師ならではのバランス感覚に基づいた実際的なアドバイスは、白黒ハッキリした単純なものではないけれど、だからこそ、本当だと思える。自分の感覚を大事にすること、の大切さを教えられた気がします。2015/04/11
ごへいもち
20
そうだねー。これを読んで冷蔵庫に眠っていた味の○を料理にふりかけました(^◇^)。極端は良くない2022/06/09
ATS
12
★★★非常に示唆深く、視野が広がる本であった。西洋医学(現代科学)の脆弱性を認めつつ、そこから導き出される「らしさ」を蔑ろにするのは極端であり、そういうことをしているトンデモを批判している。そして、「らしさ」はどこまでいっても自分自身に完全に当てはめることは不可能であるから、自分の直観(あてずっぽうの直感ではない)、美意識とでも換言できるかな?それを大切にせよと説く。観念でなく感性で食事をせよ。岩田さんは哲学からサブカルチャーまで幅広い知識を持っており、いろいろな知識に触れられるのもよかった。2018/08/22
unamaster
9
本書は本当にクドイくらいに多くのページを使って健康や食事に関するトンデモ本がいかに客観性がないのか懇切丁寧に説明してくれています。しかし、本書の本当に読まなければならないところは最終章でした。ここだけは実際に読んでいただきたいのですが、乱暴にまとめると、まっとうな「物自体」に近づくためにはまっとうな「主観と客観」の融合が必要なのです、というところ。ここは今私自身が悩んでいる「内的感覚(私の造語)」と「身体動作」と「理論」との関係に一石を投じてくれました。武道やコーチングに通じるかと思います。うむ。2015/02/23
もくもく
9
やっぱり岩田先生の著書は良書だと思います。 本書のテーマは「食事療法」でありますが、特に何かを推奨したり否定したりするものでは無く、世間に渦巻く数多くの健康情報のとのつきあい方そのものを検討する…メディア・リテラシーについて多くの紙数を費やしています。そして最終的には、「感性を磨いて、自分にあった食事は自分で決めろ!」って…(^o^)、ある意味で読者(患者)をきちんとした判断力・知性を持った大人として扱っているようで、ワタシは好きだなぁ。 2015/02/11




