創元推理文庫
改訂・受験殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488405151
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

お馴染みポテトとスーパーの通う西郊高校きっての秀才が、校舎の三階から飛び降りる。が、その死体が発見されたのはそれから四時間も経ってからだった!彼の死を殺人と信じるポテトとスーパーは、出版社の依頼を受けて事件の詳細を交互に綴っていくのだが…?!常に読者の予想を上回る意外性を追求してきた著者が、さらに上をいくトリックを仕掛けてあなたに挑戦する。

著者等紹介

辻真先[ツジマサキ]
1932年名古屋市に生まれる。名古屋大学卒業後、NHK入社。テレビアニメの脚本家として活躍。1972年「仮題・中学殺人事件」を刊行。1982年「アリスの国の殺人」で日本推理作家協会賞長編部門賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

geshi

26
文章の古臭さはスルーして、このシリーズの中ではパッケージングも含めて一番仕掛けがうまくいっている。「書かれた小説である」事が最初から最後まで考えられていたのか。受験戦争を下地にハイティーンの息苦しさ・情動に目を向けて、ちゃんと彼ら目線で描いている。墜落死体の消失の謎はトリック説明されてもいまいち納得が薄かったけれど、第2の殺人の偽装トリックは想像通りとは言え小物使いがしっかりしていて満足。連続見立て殺人の理由や真犯人の立ち位置まで、読者を驚かせるための企みを配している。2018/05/07

harukawani

9
詰め込まれた謎と謎解き、苦い青春、それら全体を覆うような仕掛け。三部作の中でも、最も無理なくトリックが決まった佳作でした。これがいちばん好き。真犯人と真相の毒っ気も今作がいちばん。受験という社会問題と、その枠にギチギチと嵌め込まれた学生たちの末路が哀しい。近作もそうだけど、動機や背景にある闇の深さも作者の特徴なのだろう。遊び心に溢れた作風にも関わらず、社会や人に対する意外と冷徹な作者のその眼の光が、喜寿を迎えてもなお衰えを知らないことに改めて敬意を。2021/09/28

志摩子さん

6
これも、「仮題・中学殺人事件」の読者が犯人、「盗作・高校殺人事件」作者が探偵で被害者で犯人に引き続いて、犯人の設定に凝った作品ですが、今回はその設定はお話しできません。今回ばかりはネタバレになってしまうので……。やっぱり、最初の「仮題・中学殺人事件」の読者が犯人が一番でした。でも、お話としては、「盗作」もこの「改訂」もより面白くなっていると思いました。2016/06/25

ハマグリ

3
面白かったけど、入り込むのに時間がかかった。ギャク仕立てなのか時代の違いか。 シリーズは機会があればって感じです。なんとなく主人公の2人に好感がもてなかった2022/01/20

Mark.jr

3
ポテト&スーパーシリーズ第3弾。初期三部作の締めくくりということで、テーマはズバリ受験。学歴社会を皮肉った事件は非常に重たいですが、三部作の中でも一番青春ミステリーに近い内容になっています。ミステリーとしても、校歌に見立てた殺人から、多重解決的趣向まで、相変わらず仕掛けや伏線はてんこ盛りで、読み所満載です。2021/09/24

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