出版社内容情報
グールド、ポリーニなど大御所から期待の若手まで、気鋭の若手音楽評論家が現代演奏史の中でとらえ直す。間違いなく新定番となるべきピアノ・ガイド。
内容説明
ピアニストとして生きるとはどういうことか。一九六〇年代から現在まで、社会環境の変化のなかで、ピアノ演奏の未来を拓いた卓抜な音楽家を厳選。時代を画す個々のスタイルを通して、彼らの謎と真実に迫り、孤独な探求と思策の意味を問う。さらに、無数のインタヴューを行ってきた著者しか知り得ない、名演奏家たちの真率な肉声を盛りこみ、ユニークな音楽と人間性の関係を浮き彫りにする。いま聴くべきピアニスト・ガイドの決定版。
目次
アリア―グールドの幽霊
第1章 戦後世代の美学―一九六〇年代
第2章 独歩の探索―一九七〇年代
第3章 自我の模索と発明―一九八〇年代
第4章 誠実の方法―一九九〇年代1
第5章 それぞれの航路―一九九〇年代2
第6章 時代の再編集―二〇〇〇年代以降
アリア―明日への夢
著者等紹介
青澤隆明[アオサワタカアキラ]
音楽評論家。1970年、東京生まれ。東京外国語大学英米語学科卒。湘南高校在学中から音楽専門誌での執筆をはじめ、「レコード芸術」、「音楽の友」、「音楽現代」、「ミセス」等に定期的に寄稿。1996年から2004年まで鎌倉芸術館の主催音楽公演を企画制作。音楽や文学をめぐり、評論、インタヴュー、企画構成のほか、コンサートのプロデュースも行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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