出版社内容情報
先行きの見えぬ不安や絶望的な困難に直面したとき、それでも真っ直ぐに人生を歩むための支えとなる言葉がある。そんな古今東西の名著を厳選したブックガイド!
内容説明
先行きの見えない不安や絶望的な困難に直面したとき、それをどう乗り越えればよいか。精神的により豊かで充実した生活を送るにはどうするべきか。家族や友人との別れをいかに受け止めるか。―四十歳をすぎれば誰もが、生きることの本質に関わるこうした問題に突き当たることになる。そのようなとき支えとなるのが、時代を超えて読み継がれてきた人生の達人たちの言葉だ。「自伝」「人間論」「生き方論」「知的生活論」という四つのジャンルから、選りすぐりの30冊を紹介する。
目次
第1章 自伝(ベンジャミン・フランクリン『フランクリン自伝』―余裕をもちながらも人生を真剣に生きる;エドワード・ギボン『ギボン自伝』―独学で畢生の歴史的大著を書き上げる ほか)
第2章 人間論(ニッコロ・マキアヴェッリ『君主論』―善と悪をめぐるどこまでも深い洞察力;ラ・ロシュフコー『ラ・ロシュフコー箴言集』―強い毒気によって人間性の本質を鋭くえぐる ほか)
第3章 生き方論(セネカ『人生の短さについて』―自らの可死性を忘れた愚かな人間たち;マルクス・アウレーリウス『自省録』―生き方について考え抜いた哲人ローマ皇帝 ほか)
第4章 知的生活論(ジェームズ・ボズウェル『サミュエル・ジョンソン伝』―言葉の魔術師が示した天賦の知性と会話の才;ショウペンハウエル『読書について』―こんな小著でこんなに濃密な読書論ができるとは! ほか)
著者等紹介
三輪裕範[ミワヤスノリ]
1957年兵庫県生まれ。1981年に神戸大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。鉄鋼貿易本部、海外市場部を経て、ハーバード・ビジネス・スクールに留学しMBAを取得。その後、大蔵省財政金融研究所主任研究官、経団連21世紀政策研究所主任研究員、伊藤忠商事会長秘書、調査情報部長等を経て、現在、伊藤忠経済研究所長。現役ビジネスマンとして活躍するかたわら、9冊の著書を出版。『週刊東洋経済』の「最強の『読書術』」特集において、「読書の達人」として紹介される。また、丹羽宇一郎元伊藤忠商事会長(現中国大使)のブレーンとして知られるとともに、新聞・テレビ等においてエコノミストとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁