出版社内容情報
日本は成長期を終え成熟フェーズに入った。旧来の成長モデルの政策も制度もはや無効であり改革は急務である。国民が真に幸せだと思える国家ビジョンを緊急提言。
内容説明
日本はこれからどの方向に進んでいくのか。政治は迷走し、国民は困惑している。既に成熟フェーズに入った日本は必然的に国家ヴィジョンを差し替えなければならない。そして、経済政策や政治の仕組みを再構築しなければ、社会は一層暗く沈滞していくだけである。国民が「自分は幸せだ」と思える社会の姿と、そうした社会を目指す政策、およびその政策を実行するための戦略と新しい社会のしくみを明快に示す。
目次
1 二一世紀日本の国家ヴィジョン(国家ヴィジョンの不在;日本が成熟フェーズに入ったことの意味;新しい国家ヴィジョン―国民の誰もが医・食・住を保障される国づくり)
2 経済政策の転換(成長戦略は要らない;成長論から分配論へ;産業構造をシフトする二つのテーマ;この国のかたち:社会保障と市場メカニズムの両立)
3 しくみの改革(行政主導政治のしくみ;官僚機構を構築している四つのファクター;官僚機構の改革戦略;国民が変わらなければならないこと)
著者等紹介
波頭亮[ハトウリョウ]
1957年愛媛県生まれ。東京大学経済学部卒業。マッキンゼーを経て、88年(株)XEEDを設立し独立。戦略系コンサルティングの第一人者として活躍する一方で、明快で斬新なヴィジョンを提議するソシオエコノミストとしても注目される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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