ちくま新書 マンガに教わる仕事学

梅崎 修【著】

筑摩書房（2006/03発売）

• サイズ 新書判／ページ数 209p／高さ 18cm
• 商品コード 9784480062901
• NDC分類 726.1
• Cコード C0236

内容説明

ビジネスマンガが多くの読者に読まれるようになって久しい。現実をデフォルメして描かれることも多いが、実際のビジネスシーンを先取りするような場面も見られる。本書では、厳選した四〇作品に描かれたさまざまな仕事現場での経験知に、働き方やキャリアデザインを学ぶ。就職活動から定年後まで、仕事人生の魅力を再発見する。

目次

第１章　自分の仕事を探している若者に読んで欲しいマンガ（「ＳＨＯＰ自分」に教わる「自分病」からの脱出法；「まいど御愁ＳＨＯＷ様！！」にみる本気体験の大切さ　ほか）
第２章　会社の現実にぶつかったら読みたいマンガ（「係長ブルース」にみるしんどい仕事の現実とは？；「ＯＬ進化論」に学ぶ会社の楽しみ方　ほか）
第３章　会社の人間関係が複雑になってきたら読みたいマンガ（「怪傑！！トド課長」にみつける理想の上司；「人事課長鬼塚」に教わる部下を慮る心　ほか）
第４章　会社以外の生活を考えるために読みたいマンガ（“浜ちゃん”に学ぶ余暇の過ごし方；「酒のほそ道」に学ぶリラックスの方法　ほか）
第５章　仕事人生を振り返るときに読みたいマンガ（「部長島耕作」に学ぶ人生のエンディングプラン；「定年諸君！」にみる二周目の人生　ほか）

著者等紹介

梅崎修［ウメザキオサム］
１９７０年生まれ。大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了（経済学博士）。現在、法政大学キャリアデザイン学部専任講師。人事労務管理論、キャリアヒストリー研究を専攻。理想の働き方と職場を見つけるため、日々全国を駆け回っている。キャリアデザイン学部における担当科目は、キャリアモデル・ケーススタディ、キャリア管理論など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かりんとー]

再読だった

2025/04/03

[安瀬内喬]

目的意識を持った恣意的な読みを、意識的行うことを伝えたいと思った。いろいろな問題に対するヒントが、身近な所にある。

2011/11/30

[ささぬき]

技や術を盗み取るにはどうしたらいいか。前ノリな姿勢が大切である。どうやら、この本ではそういうことが言いたいらしい。記載されていた漫画を読んで、理解を深めるとしよう。

2012/10/07

[ispanoｍａｎ]

コミックのレンタル利用を最近始めていて、本書がテーマにしている切り口からの参考マンガリストを活用することにした。また、就職前から定年前迄、それぞれのステージに応じての章を選んで読むことができ、手っ取り早い理解ができるのではないか。

2014/03/31

[creatoyama]

本からではなくマンガから学ぶことも多くある。仕事とは何か、考えていかなくては。

2011/05/15