内容説明
本書は、海外で高い評価を受けている三上章の文法を使って日本語の論理構造を明快に説明。学校では教えない日本語の使い方がわかる。
目次
第1章 センテンスの種類
第2章 「Xは」の本務と兼務
第3章 代名詞についての誤解
第4章 動詞のカテゴリー
第5章 句切り方(phrasing)
第6章 余論
著者等紹介
山崎紀美子[ヤマザキキミコ]
1947年東京生まれ。小学6年からラジオ「基礎英語」を始め、高校在学中に英検1級合格。東京外国語大学ロシア語学科修士課程修了後、モスクワ大学、ブルガリア科学アカデミーに留学。帰国後、東京外大講師を経て、現在、英語・ロシア語・ブルガリア語の通訳・翻訳・教育と多方面に活躍中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソーシャ
1
主語不要論を唱えたことで有名な国語学者、三上章が提唱した日本語文法の入門書。確かに学校文法(橋本文法)より論理的ですし明解ではあるのですが、内容がかなり濃いので一度に全てを理解するのは難しいかもしれません。私たちは知らず知らずのうちに、複雑な文法規則を使いこなしているのだということを実感できる本です。2012/09/10
lupin14
0
=| 日本語の基礎を学べたかと聞かれると正直厳しい。途中で英語による解説があって言わんとしていることはわかるのだが個人的にしっくりこなかった。2009/06/04
いちはじめ
0
日本語に主語はないなど、三上章の提唱した「三上文法」の入門書。これは目から鱗もの。2003/04/08