ちくまプリマーブックス
生きることのはじまり

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480042033
  • NDC分類 K289
  • Cコード C8336

出版社内容情報

在日の朝鮮古典芸能家の娘である著者が、重度身障者となり、施設生活・運動を経て自立、身体障害者だけの劇団「態変」を主宰し、一児の母となるまでの半生の記録。

内容説明

指一本で表現できる宇宙がある。身体障害者だけの劇団「態変」の主宰者が、自らの半生を通して、「生きる」とはどういうことか、人間の尊厳とは何かを問いかける。

目次

プロローグ ミルク玉つぶし
第1章 母、そして幼い頃
第2章 障害児施設へ
第3章 暗いトンネル
第4章 運動
第5章 生きることのはじまり
第6章 自分をたよりに
第7章 劇団「態変」旗揚げす
第8章 宇宙的な時間

著者等紹介

金満里[キムマンリ]
1953年大阪生まれ。在日の二世。3歳の時ポリオに罹り、最重度の身体障害者になる。21歳の時から24時間介護による自立生活を始め、現在、身体障害者だけの劇団「態変」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

2
ふむ2024/09/20

kentaro mori

2
劇団「態変」という劇団を知っているだろうか。今度観るから楽しみだ。⚫️六年生になった頃、あるときふっと(私がこれからも重度障害者として生きていかなければならないのに変わりはない。ということは、私にとって障害者であるということを抜きには、これからの人生もないということだ。それなら、障害者のことを考えていけるような、運動のようなものを避けては、これからの私の生き方もないのではないか)というようなことが浮かんだ。その時、「運動」という言葉がたしかに浮かんだのだ。2018/10/17

雨巫女

0
障害者が演技する舞台をみてみたい。2009/07/29

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