内容説明
基礎研究×臨床。ハイブリッドの叡智が集合。女性生殖器を構成する重要な臓器にもかかわらず、脇役的な扱いを受けやすい「卵管」。しかし内視鏡による治療戦略が脚光をあびている生殖医療の分野でも、遺伝性腫瘍の領域でも、さらに感染症の分野においても卵管の知識は必須であり、決して脇に置いてよいものではない。本書では生殖医療から腫瘍、感染症まで、卵管に関する知識を網羅した。
目次
1章 基礎/基礎研究編(卵管の発生と解剖;卵管の機能;卵管の研究最前線)
2章 臨床編(卵管と炎症;卵管と妊娠;卵管不妊手術;卵管と生殖医療;卵管と子宮内膜症―子宮内膜症の発生と卵管逆流説;卵管がん)
著者等紹介
柴原浩章[シバハラヒロアキ]
兵庫医科大学産科婦人科学講座主任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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