ちくまプリマーブックス<br> カレーなる物語

  • ポイントキャンペーン

ちくまプリマーブックス
カレーなる物語

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 203p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784480041630
  • NDC分類 K596
  • Cコード C8339

内容説明

カレーなるおなじみ料理は、およそ100年前、文明開化の波に乗ってやって来た。洋食の定番となったカレーだが、その脚本家といえば、インド。かの国では、10種から30種ものスパイスを、材料やその日の天候、体調などによって複雑に組み合わせる。スパイスたっぷりのカレーには、暑い国に生きる人びとの知恵が潜んでいるらしい。食卓の人気者、カレーを徹底的に探ったら、アジアの歴史と文化が見えてきた。

目次

1 カレー日本史
2 カレーの源流をたどる
3 カレーを分析する
4 辛さの秘密
5 アジアのカレー民族誌
6 カレーは薬になる?
スパイスの入手方法ガイド

著者等紹介

吉田よし子[ヨシダヨシコ]
1932年生まれ。東京大学農学部卒。農林省農業技術研究所勤務を経て、1966~84年、フィリピンに居住、熱帯における食用植物を調査する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yumikoit

1
野菜読本つながりで読んでみる。カレーには本来唐辛子が入らない。だって唐辛子はアメリカ大陸から持ち込まれたものだから。他の様々な香辛料がどう組み合わさっていくか。最初に炒めるのか炒めないのか。それは地域的に油を使う地域なのかどうかのか。肉を食べない地域では植物性の油が入手容易かどうか。ラードが中国から入ってきたタイミングとかそういうことも関係あるんだ。へぇ。おもしろい。2013/08/18

ねええちゃんvol.2

0
★★2016/03/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/261369
  • ご注意事項

最近チェックした商品