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内容説明
カレーなるおなじみ料理は、およそ100年前、文明開化の波に乗ってやって来た。洋食の定番となったカレーだが、その脚本家といえば、インド。かの国では、10種から30種ものスパイスを、材料やその日の天候、体調などによって複雑に組み合わせる。スパイスたっぷりのカレーには、暑い国に生きる人びとの知恵が潜んでいるらしい。食卓の人気者、カレーを徹底的に探ったら、アジアの歴史と文化が見えてきた。
目次
1 カレー日本史
2 カレーの源流をたどる
3 カレーを分析する
4 辛さの秘密
5 アジアのカレー民族誌
6 カレーは薬になる?
スパイスの入手方法ガイド
著者等紹介
吉田よし子[ヨシダヨシコ]
1932年生まれ。東京大学農学部卒。農林省農業技術研究所勤務を経て、1966~84年、フィリピンに居住、熱帯における食用植物を調査する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。