出版社内容情報
ぐんと近寄って、実物大で楽しむ四百年前の京都ガイド。
室町末期から江戸時代初期にかけて多数作られた、京都の観光パノラマ図ともいえる『洛中洛外図』。そのなかで最も活力に溢れ、生き生きと京都庶民の風俗を描いたものとして親しまれている『洛中洛外図 舟木本』(東京国立博物館蔵)を多数の原寸大図版で、じっくり楽しむ一冊。特徴として、(1)江戸初期の生活・風俗、時代背景などをわかりやすく解説。(2)祇園・四条河原・寺町通・二条城など、現在の京都の地名に沿って構成。(3)どこから見ても・読んでも楽しめる見開き構成。など。
奥平 俊六[オクダイラ シュンロク]
著・文・その他
内容説明
縦163cm、横685.6cmの屏風の魅力を、極力実物大で紹介。祗園・四条河原・寺町通・二条城など、現在の京都の地名に沿って構成。時代背景や当時の風俗などを分かりやすく説明。どこから見ても読んでも楽しめる見開き構成。総登場人物2728名、ミヤコの喧噪がよみがえる。
目次
洛中洛外図右隻
豊国廟・大仏殿・三十三間堂・妙法院・鴨川
祇園・清水・四条河原・知恩院
五条大橋・六条三筋町・七条道場
洛中洛外図左隻
三条大橋・寺町通・室町通・六角堂・東寺
御所・二条城・堀川・西本願寺
洛中洛外図の視点
著者等紹介
奥平俊六[オクダイラシュンロク]
1953年愛知県に生まれる。東京大学大学院博士課程修了。現在、大阪大学大学院研究科教授。日本絵画史専攻。主な著書に『名宝日本の美術25 洛中洛外図と南蛮屏風』(小学館)、『彦根屏風―無言劇の演出―』(平凡社)、『日本美術文庫5 俵屋宗達』(新潮社)、『日本絵画史の研究』(吉川弘文館、共著)、『日本美術館』(小学館、共編著)などがある
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