内容説明
「やりがいのある仕事ができない」「納得のいく報酬をもらっていない」―それは誰のせい?会社が変わるより自分が変わるほうがずっと早い。しかも確実。希望をかなえるための、自分の「価値」測定法、そして効果的な行動術など、会社員がとるべき戦略が見えてくる。前向きなあなたの意欲を最大限活かす「よのなか」の歩き方第2弾。
目次
第1章 自分の仕事の「時給偏差値」を割り出そう(どんな仕事が次の時代をつくっていくか;自分の時給を計算してみよう ほか)
第2章 「勝ち組」につながる「幸福論」(会社と「対立」ではなく「対等」を目指す;転職を考えたらどんな準備をすべきか ほか)
第3章 具体的戦略―私の場合(理想の姿をトコトン考え抜く;昇進レースまっしぐらの時代 ほか)
第4章 明日のアクションのための練習問題(報酬ってなんだろう?;8人の働き方、あなたは誰に共感する? ほか)
付録 社外秘資料公開!未来からのレポート「成熟社会には何が起こるか」―英仏の成熟型社会から学ぶもの
著者等紹介
藤原和博[フジハラカズヒロ]
1955年生まれ。東京大学経済学部卒業後、リクルート入社。96年、年俸契約の客員社員「フェロー」制度を創出し第1号に。「会社」に対立も従属もせず、豊かな人生をもたらす働き方を提言し、若手ビジネスマンを中心に熱い支持を集める。「スーパーサラリーマン」の異名でテレビでも活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maimai
31
「仕事」人が生きる上で多くの時間を費やすものですが、好きなことを仕事にできるって中々難しいですね。仕事って職種によってお金が違ってきますが、この本ではお金よりも満足度に重点を置いています。満足感を得るためには仕事を通して誰かのことを幸せにしたときみたいです。誰かのことを幸せにすることが幸せの本質だとしたら仕事って一生無くならないですね。お金がもらえなくても。働くってどういうことかを考えさせられる本です。2016/05/29
太田青磁
14
自分の時給はいくらなのか。就職してしばらくすると、意外と意識から遠のいてしまう時給換算。会社の方向性と自分のやりたいことのベクトルの和は最大化できているのか。自分の仕事のスタイルは、権力志向、上昇志向よりはテーマ探求型、プロ志向。経済的価値よりも無形の価値を重視したい。と考えていることに気がつく。成熟社会を自分らしく生き抜くための価値観を見直したいものです。2013/02/15
ほじゅどー
6
★★★年収を労働時間で割って自分の時給を計算すると、サラリーマンなら1000円~1万円の範囲に入る。ただし日本の部長や社長は時給1万円でも時間的自由度がゼロ。一方、会社と対等のフェロー制度なら接待・査定・会議不要で、自由時間は10倍。しかも、自分の仕事のテーマを追求できる。これからの働き方の戦略を練るのにとても参考になりますわ。2012/06/30
ふろんた2.0
5
★★★2018/10/13
てながあしなが
5
やや内容が古く、かつ藤原氏の思想を知っていたので、そんなに面白いと感じるポイントは多くなかった。初めてこれを読んでたらもっと楽しかったかもしれない。しかしこの人、辞める時に人事部長に手紙を書いてたのか。2018/03/08
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