ちくま文庫<br> 老人力 全一冊

個数:
電子版価格
¥825
  • 電子版あり

ちくま文庫
老人力 全一冊

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月04日 02時36分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480036711
  • Cコード C0195

内容説明

老人力とは何か?物忘れ、繰り言、ため息等、従来ぼけ、ヨイヨイ、耄碌として忌避されてきた現象に潜むとされる未知の力。20世紀末に発見され、日本中に賞賛と感動と勘違いを巻きおこし、国民を脱力させた恐るべき力。あの笑えて深い名著が正続2冊あわせて文庫に。

目次

おっしゃることはわかります
物忘れの力はどこから出るのか
「あ」のつく溜息
食後のお茶の溜息
老人は家の守り神
老人力満タンの救急車
下手の考え休むに似たり
老人力胎動の時期を探る
ソ連崩壊と趣味の関係
中古カメラと趣味の労働〔ほか〕

著者等紹介

赤瀬川原平[アカセガワゲンペイ]
1937年横浜生まれ。画家。作家。路上観察学会会員。武蔵野美術学校中退。前衛芸術家、千円札事件被告、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』(尾辻克彦の筆名で発表)で第84回芥川賞を受賞。宮武外骨、3D写真、老人力などのブームの火付け役でもある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 5件/全5件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

60
ろうじん・りょく〔老人力〕物忘れ、繰り言、ため息等従来、ぼけ、ヨイヨイ、耄碌として忌避されていた現象に潜むとされる未知の力。――・がついてきた〔老人力・――〕ぼけ、ヨイヨイ、耄碌の婉曲表現。2015/03/02

たか

50
ひと昔前に流行った本。 なかなか面白い発想だった。加齢とともに出るマイナス面をユーモアを交えて、プラス思考に発想転換する。 『老人力』を学ぶことにより、世の中がもっと生きやすくなると思った。C評価2018/12/22

はまだ

36
「飲んだ水を全部サルトルした」「宗教に言われるから清貧までは理解する。でも侘び寂びは無理だ」「ワインの味は論理では終えないものだから、様々の現実の断片を持ってきて照合させている」「うわァ背水の陣だった」の中でいいのは、最初のやつと最後のやつです。落ちてから気づいてるからね、背水の陣。あとがないから頑張れるのに、そうとは知らなかったからね。すごいなー。この言葉を知っていたいですね。素晴らしかったというか感心なんかとかは別に、すばらしいなと。モテたいんですけどねー★4.52018/06/13

かっぱ

31
赤瀬川さんの訃報の前に何となく購入していたもの。こんなに面白い本を読まずにいたのが惜しい。若いころは過激な前衛芸術家であった赤瀬川氏ですが、根は大人しくて引っ込み思案、年齢とともに、そちらに近づいていった感じがあります。元々、発想自体が軟らかいというのか、あまり難しくなり過ぎないように、路上観察のメンバーとともに、「ガハハ」と笑い飛ばせるように持っていく力が備わっておられます。それもこれも共に笑い合える仲間があってのこと。2015/01/10

Shoji

28
著者を含む初老の三人の遊び仲間がいた。著者が最も年長であったので、あとの二人が著者に親愛をこめて「ボケ老人」といじっては遊んでいた。やがて年を経て、後の二人も「ボケ老人」の片鱗が見えてきた。「ボケ老人」とはいかがなものか、果たして三人は「老人力」なる造語にたどり着いた。細かなことが気になり、記憶力は低下し、運動能力の低下は顕著だ。それらを逆手にとって、ユーモラスに生活することが「老人力」というわけだ。もちろん、長く生きてきた経験値がモノを言う。年を重ねることもいいことだと思える一冊だった。2024/06/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/487669
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品