祥伝社新書<br> 第十六代徳川家達 - その後の徳川家と近代日本

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第十六代徳川家達 - その後の徳川家と近代日本

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784396112967
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

維新後の徳川家を継いだ十六代様、貴族院議長を30年間つとめた公爵、幻の徳川家達内閣、知られざるお殿様の稀有な生涯。

徳川家達は、大政奉還の4年前(文久3年)に生まれ、
太平洋戦争の前年(昭和15年)に亡くなった。その76年の生涯は、
日本近代史とそっくり重なる。最後の将軍・慶喜から徳川宗家を
4歳で継ぎ、貴族院議長を30年間つとめ、その間、組閣の大命も
下った。ワシントン会議の全権委員となり、軍縮問題に取り組み、
右翼に命を狙われたこともあった。前政権の頭首を継承しながら、
新政府のもとでも存在感を発揮しえたのはなぜか。その稀有な生涯と、
それを許容した日本という国の謎に迫る。

第一章 第十六代徳川家達の誕生 
第二章 七〇万石のお殿様
第三章 若き公爵、イギリスへ
第四章 幻の徳川家達内閣
第五章 協調路線と暗殺未遂
第六章 一族の長としての顔
第七章 徳川家の使用人と資産
第八章 日米開戦を前に死去
徳川家達・略年譜

【著者紹介】
1961年、静岡県生まれ。静岡大学人文学部卒業。沼津市明治史料館学芸員を経て、現在、国立歴史民俗博物館・総合研究大学院大学教授。文学博士。著書に『旧幕臣の明治維新』『沼津兵学校の研究』(いずれも吉川弘文館)、『静岡学問所』(静岡新聞社)、『海軍諜報員になった旧幕臣』(芙蓉書房出版)など。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

12
慶喜から四歳で徳川宗家を相続した家達。新政府の政治的判断により廃家を免れた家達は、後に貴族院議長を三十年勤め、太平洋戦争直前まで生き延びる。時代が変われど十六代将軍の自負は持ち続けたのだろう。華族会館の給仕を「鶏姦」したというスキャンダルも、殿様が稚児を可愛がる感覚だったのかもしれない。2019/05/20

退院した雨巫女。

11
《私‐図書館》将軍になれなかった家達は、貴族院の議長になってたなんて知りませんでした。2012/11/14

浦安さん

8
2019年の128冊目は樋口雄彦先生の「第十六代徳川家達その後の徳川家と近代日本」読了。 十五代徳川慶喜は歴史的にとても有名、しかし、将軍ではない徳川宗家を慶喜から継いだ家達は知られていない。そして、自分も知らなかった。 4歳で宗家を継ぎ、76歳で亡くなるまでのことが書かれています。 勉強になりました。2019/07/16

ようはん

8
徳川家達の存在は割と早く知っていたけど、この本にてその生涯の詳細を初めて知るに至る。近代日本における華族の理想像といった印象。2019/06/11

maito/まいと

7
徳川慶喜によって幕を下ろされた徳川幕府。その慶喜の後を継いで徳川宗家の命運を背負った家達の生涯を追った一冊。慶喜以降の徳川家って結構大変だったのでは、と思いつつ読んでみると、趣味にいそしむ慶喜とは対照的に、与えられた職務をきちんと果たそうとまじめに取り組んでいる姿が連想できる。その後の表舞台での活躍や、多方面での事業支援など功績も多いことには驚いたが、全体的には小粒な印象が否めない。とはいえ、天下の座から墜ちた徳川家を、再び名家として押し上げたことは、もっと評価されてもいい人物。さらなる研究を期待したい。2014/10/30

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