内容説明
不気味なイメージとは裏腹にとても愛情豊かなコウモリ。人類の百倍もの時間を生きてきた進化の奇跡、ワニ。すぐれた知性を持ち、心を揺さぶる歌を歌うクジラ。おしゃべり好きのアイドル、ペンギン。生命への限りない愛情と、類まれな冒険心を持つ著者が、科学者の眼と詩人の感動で活写した、野生動物たちの驚異の姿。ワイルドで官能的なネイチャー・エッセイ。
目次
魅惑のコウモリ
ワニは踊り、夢を見て
月に歌うクジラ
宇宙にいちばん近いペンギン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akubi
6
まるで、詩のような、それでいて物語のような、動物と自然への愛ある言葉たち。詩人が綴る、旅と研究の記憶。記録。 人間には計り知れない偉大さに、涙がこぼれてしまう。 コウモリのエコロケーション。ワニのダンス。クジラの歌。海中を飛ぶペンギン。 生まれ変わったら、クジラの目で世界を知りたい。海鳥になって波の上でタップダンスを踊るのもいいな。 だからそれまでこの星が元気でいてくれますように。2019/11/07
ホレイシア
3
内容は興味深いが、文章が感傷的すぎ。
takao
2
ふむ2024/04/19
shiggy
2
生き物が好きな人にはとても良い本だと思う。クジラと一緒に泳ぐなんて体験は素晴らしいだろうと思った。ところどころで出てくるが、日本人の海洋資源との付き合い方が世界的にあまり良く思われてないんだろうなと感じた。2024/01/05
dani
1
コウモリ、ワニ、クジラ、ペンギンを対象としたエッセイ。動物の話は面白いが、ところどころ語り口が鼻につく。ワニやサメに子供たちが夢中になる話があったが、幼稚園の時の動物園遠足の思い出の絵にワニを書いたのを思い出した。2016/10/13
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