感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんすけ
16
小説として収録されているのは「スリー・ゲイブルズ」から「最後の挨拶」までの5編。 また最後の2篇である「ライオンのたてがみ」と「最後の挨拶」はホームズが探偵業から引退しサセックス州で養蜂業に勤しんでいるころの話になっている。 つまりホームズも探偵業から引退する時期を迎えてしまったわけだ。 しかし引退後も事件はやってくる。だが語り手はもうワトスンはではない。 ワトスンのホームズ観察描写が無くなったため、読みながら寂しさが襲ってくる。2020/11/14
tomo6980
1
終わってしまった。細かすぎる註も、数多のシャーロキアンとネット中継で茶々を入れあっているような気にだんだんなってくる。最終巻となるとホームズだけでなく、彼らともお別れをするわけでなかなか寂しい。さよなら、元気でシャーロキアンたち2019/02/02
MatsumotoShuji
0
000127
水瀬しあ
0
5本中三人称が2本、ホームズ一人称が1本と、少々珍しい雰囲気の1冊。この時期の作品は「贋作疑惑」があるものが多いようなのですが……ホームズってフィクションですよね?作者はコナン・ドイルですよね?と、尋ねたくなるような解説が。ちなみに、このシリーズにはあと別巻「シャーロック・ホームズ小事典」があります。2004/07/20