内容説明
類い稀な感受性の持ち主だった〈山田かまち〉が十八冊のノートに、ある時は叩きつけるように、ある時は優しくつむぎだすように綴った言葉と絵の数々。下巻には、浪人から高一の時期のものを収めた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Amuro
2
本来、日の目を浴びない可能性が高いプライベートなノートを公開されるとは、本人はどう思っているのだろうか…?特定個人に向けた手紙とか受け取り側も了承したのかもしれませんが、かなり恥ずい。 でも、自分がこの年齢の時にこんな詩が書けるのか、と思うとやはり相当の天才かと。2022/09/25
ジロ
2
何故か山田かまちが久々に気になり購入した本。思春期の感情が爆発している日記。1日が24時間なんて足りないとこんな若いころから言ってて、それだけ創作意欲がどんどん湧いてきたんでしょう。氷室京介が同級生で生きていれば同じように活躍していたんでしょうがあまりにも早過ぎる死。思春期にしか書けない文章というのは存在すると思う。自分も色々書いたが破り捨てたり、燃やしたりしたので残っていない。こんなきれいに残してあることがすごい。素晴らしい作品をありがとうございました。2020/04/16
saki
0
ひとまず2005/01/01
JUN
0
佐藤真弓さんに宛てた手紙などを読むと、かなり想いが熱く、ストーカー的で、もしその手紙を相手が読んだら確実に引くだろうなという印象。性格的には特殊で、ある意味変人なのかも知れない。一般的に芸術家肌は狂人が多いと聞くが・・・2013/06/04
吉田良二
0
美しい素描の数々…詩作…プロ中二病だと思う。2013/01/30