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内容説明
ミル・マスカラス、テリー・ファンク、アブドラーザ・ブッチャー、ブローザー・ブロディ、スタン・ハンセン、タイガー・ジェット・シン、ザ・ロードウォリアーズ……。
いずれも日本のプロレス史に名を残す、レジェンドレスラーである。
そんな伝説の名レスラーたちを、誰よりも近くで写真におさめてきた男がいる。
元『週刊ゴング』のカメラマン・大川昇である。
プロレスの巡業を追って日本全国を巡り、マスカラスを訪ねてメキシコに飛び、アメリカのテキサス州アマリロでテリー・ファンクの戦いを撮影する。
昭和・平成を彩ったスターレスラーの素顔を、プロレス愛に溢れた秘蔵写真と秘蔵エピソードで振り返る。特別インタビューとして「藤波辰爾、小橋建太が語る最強外国人レスラー」2編を収録! 美麗写真多数! プロレスファン必携の一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
豊平川散歩
9
プロレスファンだった著者が、そのまま仕事に就いたなんて、羨ましい。スーパースター達と、家族同様のお付き合いができるのは、著者の人柄だろう。だからこそ、今も続いているのだと思う。 往年のスターレスラーを主役にしたイベントを手がけているのは知らなかった。是非とも続けてほしい。レスラーとファンのためにも。2022/06/30
西澤 隆
4
マスカラスの素顔が載っているのかな?といった下世話な興味で開いてみると、ほぼ同年代の筆者のレスラーの方々への敬意溢れる写真と文章の一冊。往年のプロレスファンとして「ひろいもの」でした。スカイハイとともにあらわれるミルマスカラスはかっこよかったなあ。世紀が代わる頃にはプロレスからちょっと離れてしまったけれど、佐山タイガーとマスカラスのそろい踏みやタイガー・コブラのタッグといった、プロレスの味あふれるマッチメイクがあったことにも驚く。そして、なによりも写真の味。「素顔」を垣間見られる写真はとてもうれしいのです2024/04/26