内容説明
十数年前はみな、情熱だけ持ってＧＰに参加していた。ライダーは命を賭け、メカニックは眠る間も惜しんで働く、そんなレースは、エキサイティングで、ちょっと怖かった。その時代、世界を走りぬけた日本のヒーロー、片山敬済と平忠彦。タイプの違う二人のライダーは、どうやってチャンピオンにまでなったのか。二人の走ったＧＰを追い、モーターレースの変遷をたどる。
目次
１ 早すぎた英雄、片山敬済
２ プリンス、平忠彦
３ 移ろいゆく愛しきＧＰ
感想・レビュー
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washa46
1
『片山敬済』『平忠彦』それぞれ二人のGPﾗｲﾀﾞｰがどの様に戦い続けてきたかを本人の回顧を交えて進む…日本のﾌｧｸﾄﾘｰﾏｼﾝが世界を席巻して以来、ﾜｰｸｽとﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾀｰの差がそれまで以上に大きくなりﾌﾟﾗｲﾍﾞｰﾀｰでは勝てないようになってきた時代… 運営組織も本格的な資本主義が包み込んでしまい…より一層、持つ者と持たざる者の差が勝敗に影響する世界になってしまう… ﾚｰｽの世界は格差社会の縮図の様でもあり悲しくなりましたが、情熱で逆境をはねのける人々の姿に感動しました… 2020/07/12
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