我は三一の神を信ず―信仰と歴史に關する一つの研究

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 422,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784400340287
  • NDC分類 191.9
  • Cコード C1016

出版社内容情報

弁証法神学を代表する傑作を限定300部覆刻。
佐藤優氏の3万字を越える力作解説付き。
原書は1926年に出版。ゴーガルテンがバルトたちと『時の間』誌に拠りながら弁証法神学の論陣を張っていた時期を代表する傑作であるが、バルトとの決裂を予想させる決断主義的な主張が、既に色濃く展開されている。ゴーガルテンはバルトから批判され、またドイツ的キリスト者運動を支持するなどしたため、日本ではあまり読まれてこなかったが、本書は、後に著者が展開した政治倫理や世俗化論への神学的貢献に通じる初期重要作品として大切である。
覆刻の原本は、昭和11年(1936年)に長崎書店より刊行されたもの。

目次

序説 信仰と歴史(禍なる轉化;歴史的なるものと超歴史的なるもの)
第1部 創造(創造主なる神への信仰;創造と歴史)
第2部 救濟(律法と約束;福音)
第3部 聖化(聖なる者の團體;信仰と行ひ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

amanon

0
古めかしくて読みにくい訳文。それに加えて誤植もかなり目立つ。それでも何か惹かれるようなものを感じ、つい手に取って読み進めることに。特に惹かれたのが、本書で何度も繰り返される神の呼びかけに対する人間の決断の重要性。このくだりを目にするたびに、何か熱いものが湧き上がってきた。しかし、佐藤優氏の解説によると、この決断という概念が後に著者のナチスへの協力へとつながったという記述には複雑な思いにかられた。これは『存在と時間』に秘められたパッションもまたナチズムへと結びついたということと通底した物があるということか?2011/06/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1964189
  • ご注意事項

最近チェックした商品