ちくま文庫
オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480027184
  • NDC分類 253.07
  • Cコード C0122

内容説明

車、不動産ブーム、性の解放…。「黄金の20年代」から「現代」が始まった。

目次

1章 プレリュード―1919年5月
2章 常態への復帰
3章 「赤」の脅威
4章 回復期に向かうアメリカ
5章 生活のしかたと道徳の革命
6章 ハーディングと醜聞
7章 クーリッジ時代の繁栄
8章 誇大宣伝時代
9章 知識人の反乱
10章 アルコールとアル・カポネ
11章 ふるさと、なつかしきフロリダ
12章 大強気相場
13章 崩壊
14章 余波―1930年、31年

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

125
アメリカ社会の1920年代の様子をドキュメンタリータッチで活写しています。バブルのピークのような感じでの様子は日本も思い出します。この本の題名通りの感じです。社会学の古典としての存在感がある気がします。当時の社会背景や第一次世界大戦の状況下での熱気が伝わってくる感じがします。2016/02/25

ステビア

21
1920年代アメリカの全体史。そしてそれは世界史上初めての大衆消費社会発達史でもある。解説にもあるが、戦後日本が経験するであろうほとんどのことがここにすでに書いてあるのに驚かされる。2022/08/10

中島直人

9
物質的な豊かさ、大量消費、誇大広告、文化的な動揺等々、、、アメリカの1920年代は日本の80年代との共通点が多かったようだ。読んでいて、まったく違和感を感じない。現代社会の問題点を集中的に見せられたように感じた。2015/04/29

天々

4
この時代のことをまったく知らなくてもわかる詳しく丁寧な内容。マイアミブームとその破局はサムプライムローンを思い出させた。400P以上ギッシリで最初は大変だと思ったけど、読み進めると早かった。面白かった。2014/08/12

ポルターガイスト

3
病的なテンションの高さが楽しい。いまの日本に通じるところがたくさんあって、読めば読むほど味が出る。2010/09/15

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