内容説明
雪、雨、風、虹、雲そして謎を秘めたオーロラ。天空はたえまなく私たちにたよりをよこす。それを観察し、読み解くことは楽しい。専門的な知識よりも、ちょっとした注意と好奇心が、いちばんの「道具」だ。一見些細な出来事の意味、思いもよらぬ形での自然と生活のつながり。不思議は尽きない。
目次
空からの手紙(雪は天から送られた手紙;空の顔色を読みとる;桜の開花の意味すること ほか)
オーロラ物語(低緯度オーロラに注目しよう;西洋と東洋の古い記録;明治以後の低緯度オーロラ ほか)
自然界の不思議(海の怪光;オーロラからの音;東西球電物語 ほか)
わからぬことはどこにあるか(発見のよろこび;けたちがいをねらえ;経験のなかの迷信と迷信のなかの真実;月にまつわる話題)