ちくま文庫<br> オデッセウスの冒険

ちくま文庫
オデッセウスの冒険

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480022790
  • NDC分類 991
  • Cコード C0197

内容説明

木馬の計略で名高いトロイ戦争を描いた「イリアス」のいわば続編にあたる古代ギリシアの大詩編「オデッセイア」。トロイ戦争後、ギリシア軍の英雄オデッセウスが故郷ギリシアのイタカ島へ戻る途中、数々の苦しみ、悲しみ、喜びに出会いながら再び王位につくまでの冒険談を、「シェイクスピア物語」で著名なイギリスの文人チャールズ・ラムが少年少女にもわかりやすい口調で綴った名著。原著から、本文庫のための初訳。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナハチガル

16
ユリシーズの予習として。原作はゴリゴリの古典だが、このリライトはとても読みやすく、お伽噺を聞いているかのよう。以前サトクリフ版を呼んだが、ナウシカアーとの出会いと、最後の殺戮の場面くらいしか覚えてなかったので、新鮮だった。原作はテレマコスの冒険が大きく扱われ、回想シーンが多く含まれているようだが、前者は大胆にオミットし、エピソードを時系列に並べ替えて読みやすくしてあるようだ。航海、冒険、魔法、怪物、神秘、戦闘、預言、生と死、親子愛と夫婦愛、忍従と復讐、水戸黄門ばりの勧善懲悪と、エンタメ要素てんこ盛り。A。2022/12/06

selva

2
本編が読めるとは思えないのでこれで読んだ。聞いたことのある名前がたくさん。そしてジョイス「ユリシーズ」の各挿話名と比べてみてぼんやりと納得。2020/08/02

shinpi

1
ホメロスのオデュッセイアをチャールズ・ラムが子供にも分かりやすく簡潔に英訳したものの邦訳です。大変読みやすくギリシア時代の文化の片鱗に触れられます。2013/04/03

シンドバッド

1
ラムが簡潔に英訳したものの翻訳ですが、その簡潔さがこの本の魅力。2012/12/03

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