内容説明
《ハーメルンの笛吹き男》伝説はどうして生まれたのか。13世紀ドイツの小さな町で起こったひとつの事件の謎を、当時のハーメルンの人々の生活を手がかりに解明、これまで歴史学が触れてこなかったヨーロッパ中世社会の差別の問題を明らかにし、ヨーロッパ中世の人々の心的構造の核にあるものに迫る。新しい社会史を確立するきっかけとなった記念碑的作品。
目次
第1部 笛吹き男伝説の成立(笛吹き男伝説の原型;1284年6月26日の出来事;植民者の希望と現実;経済繁栄の蔭で;遍歴芸人たちの社会的地位)
第2部 笛吹き男伝説の変貌(笛吹き男伝説から鼠捕り男伝説へ;近代的伝説研究の序章;現代に生きる伝説の貌)
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