情勢分析レポート
中東地域秩序の行方―「アラブの春」と中東諸国の対外政策

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  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784258300204
  • NDC分類 319.26
  • Cコード C3331

目次

序章 地域秩序と「アラブの春」
第1章 エジプトの対外政策と地域秩序
第2章 「アラブの春」をめぐるトルコの対外政策―経済・安全保障環境の変化と中東地域秩序の今後
第3章 「アラブの春」への対応にみるイラン対外政策の現状
第4章 カタル外交の戦略的可能性と脆弱性―「アラブの春」における外交政策を事例に
第5章 アラブ首長国連邦の対北アフリカ経済協力の変化
第6章 サウジアラビアの穏健イスラームへの転換と地域秩序における役割
第7章 綱渡りの暫定政権―イエメン
第8章 湾岸アラブ諸国における国民と移民―国籍に基づく分業体制と権威主義体制

著者等紹介

土屋一樹[ツチヤイチキ]
ジェトロ・アジア経済研究所地域研究センター中東研究グループ所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ドウ

6
2012年時点の中東各国の情勢分析に、出版直前の情勢を申し訳程度に書き足したもの。過ぎたことだから言えることとは思うが、エジプトとトルコの分析は、当時の状況を正しく見抜けていたかどうか疑わしい。エジプトがあれほど軍が特権化した国家だったのに、それをモルシが抑えられていると評価した点とか。一方イランについての分析は鋭く、外交史を踏まえつつ、2018年現在のイランの対中東外交も包含しうるものでグッド。UAEとカタルの相互比較もできるようになっているのも良い(カタルの分析も底が浅いが)。2018/01/22

Kenji Suzuya

0
アラブの春をめぐる中東各国を対象とした論文集。2014/11/22

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