筑摩選書<br> 丸山眞男と加藤周一―知識人の自己形成

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筑摩選書
丸山眞男と加藤周一―知識人の自己形成

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  • サイズ 46判/ページ数 297p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784480017710
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0395

出版社内容情報

戦後日本を代表する知識人はいかにして生まれたのか? 出生から敗戦まで、豊富な資料とともに二人の自己形成過程を比較対照し、その思想の起源と本質に迫る。

内容説明

戦後を代表する知識人である丸山眞男と加藤周一は、いかにしてその思想を育んだのか?ともに青少年期に戦争を体験し、その時代の空気の中で「日本人のものの考え方とはいかなるものか」という問題意識を深めてきた。当時の政治や文化の動向を丹念に追い、その思索や行動の跡を示すノートやメモ等の豊富な資料とともに、出生から敗戦まで二人の自己形成過程を比較対照し、二〇世紀の日本に生まれた知的風土の根源に迫る。

目次

第1章 家族
補章1 関東大震災
第2章 尋常小学校時代
第3章 中学校時代
補章2 満洲事変と二・二六事件
第4章 高等学校時代
第5章 大学時代
補章3 一九四一年一二月八日―太平洋戦争開戦の日
第6章 大学卒業後
第7章 敗戦の体験

著者等紹介

山辺春彦[ヤマベハルヒコ]
1977年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科政治学専攻博士課程修了。博士(政治学)。専攻は日本政治思想史。現在、東京女子大学丸山眞男記念比較思想研究センター特任講師

鷲巣力[ワシズツトム]
1944年生まれ。東京大学法学部卒業。平凡社に入社し、林達夫著作集や加藤周一著作集の編集に携わる。雑誌『太陽』編集長、同社取締役。退任後はフリー編集著述業を営み、立命館大学加藤周一現代思想研究センター設立時に同センター長に就き、現在、同研究センター顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ブルーツ・リー

3
知識人の自己形成、といタイトルで作られた本であって、本当に、丸山眞男と加藤周一の、生い立ちから終戦に至るまでの、学びを深めていく段階を描いた書で、その後世に出した思想については、深く触れられる事がなかった。 その中でもやはり、知識人として歩むためには、旧制高校辺りから、睡眠時間を削っての学問は必要なのだな、と再確認した。(私もうつで寝ている時間は無いのだが…) 戦後民主主義。特に自由主義に大きな足跡を残した思想家の事であるから、現代民主主義を知る上でも、この後の思想をも読まねばならんな、と思った。2023/06/30

ご〜ちゃん

0
なぜ、この本を手に取ったのだろうか。 読み終えて、あまりに自分と違いすぎるのは、時代のせいではなく、人間としての成熟度の違いなのだと思う。 出生から敗戦までの、丸山眞男と加藤周一の自己形成過程を読んでいったのだが、敗戦時31歳だった丸山眞男と26歳だった加藤周一。20代後半から30代にかけて、自分が社会との関わりの中で何か考えていたかを振り返ると、恥ずかしいくらい何も考えていなかったことを、この本を読んでなぜか思い出した。2023/07/18

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